更新日:2025年11月18日


友達同士、職場のメンバー同士など、大勢で交流を深めたいときはバーベキューがおすすめです。協力して準備をして、一緒においしい料理を味わうことで、自然な会話が生まれやすくなります。そして、バーベキューをより盛り上げたいなら、ぜひゲームを取り入れてみてください。
本記事では、バーベキューにおすすめのゲームと罰ゲームを、合わせて23個紹介します。

バーベキューをより楽しくするゲームには、さまざまなものがあります。
ここでは、上記3つのグループ別に、おすすめのゲームを紹介します。
まずは、食べ物や飲み物を使ったゲームを8つ紹介します。
バーベキューの準備をしながら、これから焼いて食べる食材の重さを当てるゲームをしてみてはいかがでしょうか。
【例】
このような食材の重さを当てるゲームは、「チームビルディングBBQ」で実施できます。
アウトドア料理の定番であるカレー。ただ作って食べるだけでもよいですが、さまざまなスパイスや隠し味を用意すれば、カレー作りもゲームになります。チームに分かれて数種類のオリジナルカレーを作り、「どのスパイスを入れたのか」「隠し味は何か」を当てるゲームにしても面白いかもしれません。
しかし料理の知識がないと、スパイスや隠し味として何を用意すればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。「チームビルディングBBQ」なら、バーベキューの食材、オリジナルカレー作りに必要なスパイス、隠し味もすべてIKUSAでご用意いたします。
バーベキューのために用意した食べ物や飲み物の値段を当てるゲームもおすすめです。同じ食べ物や飲み物でもランクが異なるものを複数用意して、一番高級なものはどれかを当ててもらったり、値段が高い順に並べてもらったりしても盛り上がるでしょう。
一流品を見極めるゲームは、「格付けバトル」でも実施できます。問題は俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つですが、オリジナルの問題を追加することも可能です。牛肉と紅茶は、IKUSAでご用意いたします。
前項で紹介した格付けバトルのように「値段」や「一番高級なもの」を当てるのではなく、商品名を当てる「利き〇〇」も盛り上がります。
たとえば、「利きビール」です。まず複数の銘柄のビールを用意し、それぞれをコップに注ぎます。それを回答者の前に並べて、回答者は香りや色、味などからどれがどの銘柄なのかを当てるというゲームです。
ビールの他にも、お茶やコーラ、ポテトチップス、クッキーなどで「利き〇〇」をしてみるのも楽しいのではないでしょうか。目隠しの有無や制限時間、テイスティングはどのタイミングで何回OKかなど、お題に合わせてルールを調整するとよいでしょう。
夏にバーベキューをするなら、流しそうめんも用意してみてはいかがでしょうか。ただ普通に行うだけでも楽しい流しそうめんですが、チーム対抗のゲームにするとより盛り上がります。
【流れ】
白いそうめんだけでなく色つきのそうめんを流すと、見た目にもカラフルで楽しさがアップします。小さなお子さんにも喜ばれるでしょう。
スモアとは、チョコレートと軽く焼いたマシュマロをクラッカーで挟んだデザートのことです。アメリカやカナダで昔から愛されている伝統的なデザートで、日本でもバーベキューやキャンプの定番となっています。
ただ普通にスモアを作って食べるだけでも十分楽しいですが、「スモアをどれだけ高く積み上げられるか」を競うゲームにしても面白いでしょう。スモアタワーを高く積み上げるには、マシュマロの焼き加減がポイントになります。簡単そうに見えて意外と難しいので、きっと盛り上がるでしょう。チーム対抗にすれば、協力してスモアタワーを作るなかでチーム内に自然とコミュニケーションも生まれます。
ロシアンルーレットは、複数の食べ物(または飲み物)の中に1つだけハズレを忍ばせておき、ハズレを選んだ人が負けというゲームです。
ロシアンルーレットに使われることが多い食べ物・飲み物としては、シュークリームやたこ焼き、トマトジュースなどが挙げられます。ハズレは、からしやわさび、ハバネロなどを使って辛くすることが多いです。シンプルなロシアンルーレットでもよいですし、誰がハズレを食べたのかを当てるゲームにしても盛り上がるでしょう。
ただ、辛くしすぎて病院に搬送された事例もありますので、含ませる調味料の分量には十分注意してください。
夏にバーベキューをするなら、スイカ割りもおすすめです。スイカ割りは、目隠しをした人が、周りの人の声だけを頼りに、持っている棒でスイカを割るというゲームです。
スイカを棒で割ると、周りに結構散らばります。散らばったスイカも食べられるように、広げたビニールシートなどの上で行うとよいでしょう。ビニールシートを敷いておくと、後片付けも楽になります。
また、バーベキューの参加者のなかに小さなお子さんがいる場合は、力が弱くなかなか割れない可能性があるので、小さめのスイカを用意してあげるとよいでしょう。
次に、飲んだり食べたりしながら簡単に楽しめるゲームを7つ紹介します。
焚火をするなら、火をおこす早さを競うゲームを実施してみてはいかがでしょうか。チャッカマンやライターなどは使わずに、チームで協力して木材の摩擦で火をおこします。火きり板と火きり棒がセットになった商品はインターネットでも販売されていますので、手軽に入手できます。
原始的な方法で、チームで協力して火をおこすことで、チームワークも高められるでしょう。ただ、焚火など火をおこすことを禁止している場所もありますので、その点はしっかり確認しておく必要があります。
パーティーゲームの定番であるビンゴも、バーベキューにおすすめです。
通常のビンゴの場合、実施するには数字を決めるマシーンが必要になります。これをバーベキュー会場に持って行くのは大変なので、バーベキューで行うなら「適当ビンゴ」がおすすめです。「適当ビンゴ」とは、その場にいる誰かに質問をして、その回答から数字を決めるというビンゴのやり方です。数字の決め方は、その名の通り「適当」で構いません。
たとえば、「〇〇さんの誕生日はいつですか?」と質問し、〇〇さんの誕生日が「10月2日」であったなら、 数字は「10」と「2」にする、というような流れになります。もっと簡単に、「好きな数字は?」「次は何番がいい?」などの質問でもOKです。
荷物にはなりますが、ビンゴをより盛り上げたいなら景品を用意することも検討してみてください。
英語禁止ゲームは、その名の通り会話のなかで英語の使用を禁止とするゲームです。「そんなの簡単だ」と思われるかもしれませんが、私たちは普段から意識をせずとも多くの英単語を使っています。英語を一切使わずに会話をするというのは、やってみるとなかなか難しいのです。
たとえば、バーベキュー(barbecue)、ビール(beer)、ゲーム(game)なども、このゲームではNGワードになります。このような英語から生まれたカタカナ語を頑張って日本語に言い換えるなかで、自然に笑いが起こり、盛り上がるでしょう。
NGワードゲームは、自分に設定されたNGワードを会話のなかで言ってしまったたらアウトというゲームです。
【やり方】
NGワードを言ってしまったらその時点で脱落となり、最後まで残った人が勝者となります。
NGワードではなく、自分に設定されたキーワードが何なのかを当てるゲームにしても面白いかもしれません。お互いにヒントを出すなど、協力し合う雰囲気が生まれやすくなります。
しりとりも、気軽に実施できるゲームの1つです。普通のしりとりでも構いませんが、条件付きにするとより盛り上がるでしょう。たとえば、以下のような条件を付けてみてはいかがでしょうか。
【条件付きしりとりの例】
条件を付けると難易度が上がり、大人でも十分盛り上がれるでしょう。
ジェスチャーゲームは、出されたお題をジェスチャー(身振り手振り)だけで表現し、他のメンバーに当ててもらうゲームです。最近はジェスチャーゲームのお題をランダムに出してくれるスマートフォンアプリもありますので、簡単に実施できます。
人数が多い場合は、チーム対抗で行うのがおすすめです。お題が難しくどうしても伝わらないこともあるので、回数限定でスキップも可能にするとよいでしょう。
モッツアレラチーズゲームは、一人ずつ順番に「モッツァレラチーズ」と言っていくだけの、とても簡単なゲームです。ただし、自分の前の人よりもハイテンションで言わなければなりません。前の人よりもハイテンションだったかどうかは、その場にいる全員で判断し、「ハイテンションではなかった」と判断されれば脱落となります。
株式会社piconにより、モッツアレラチーズゲームで公平な判定ができるスマートフォンアプリも開発されています。こちらを活用するのも面白いかもしれません。
次に、バーベキューの前後におすすめのスポーツやアクティビティ系のゲームを5つ紹介します。
「チャンバラ合戦」は、当たっても痛くないスポンジの刀を使って、腕についたボール(命)を落とし合うアクティビティです。ルールが簡単なので、老若男女が一緒になって楽しめます。
人数は30人から実施可能です。大人数で、かつ広い場所でバーベキューを行うなら、「チャンバラ合戦」を実施することも検討してみてはいかがでしょうか。
川や海など水辺の近くでバーベキューをするなら、水鉄砲で遊んでみてはいかがでしょうか。子どもが遊ぶものというイメージがあるかもしれませんが、大人も本気になると意外と楽しめるものです。
大人数でのバーベキューなら、「水合戦」もおすすめ。「水合戦」は、火縄銃型の水鉄砲で戦う夏限定のアクティビティです。石畳や矢盾、城壁など戦国風の障害物(バルーン)に隠れながら敵を狙います。人数は30人から可能で、実施するには広いスペースが必要です。
広いスペースを確保できるなら、バドミントンもおすすめです。バドミントンのラケットやシャトルは100円均一ショップなどでも販売されているので、バーベキューに向かう道中で購入し、現地で遊ぶのもよいのではないでしょうか。ルールがシンプルなので、年齢や性別、運動能力に関係なく楽しめます。
ラリーを長く続けることを目標にしてもよいですし、大人同士で本気で勝負をしてみるのも楽しいでしょう。
モルックは、数字が書かれた木製のピン(スキットル)めがけて木の棒(モルック)を投げるというシンプルなスポーツです。倒れたスキットルに書かれた数字、または倒れたスキットルの本数が得点となり、50点ぴったりにできたチームが勝ちとなります。
モルックはフィンランドで生まれたスポーツで、気軽に楽しめることから近年日本でも人気が高まっています。
平らで広いスペースが確保できるなら、大縄跳びもおすすめです。
このように、いろいろな遊び方ができます。全員で協力する必要があるので、ゲームを通してチームワークも高められるでしょう。

ゲームで負けた人に罰ゲームをやってもらうと、バーベキューがさらに盛り上がります。ただ、本人が苦痛に感じるようなものや、見ている他のメンバーが不快になるようなもの、迷惑行為になるようなものなどは避けましょう。あくまでも楽しく盛り上がれる罰ゲームとすることが大切です。たとえば、以下のような罰ゲームはいかがでしょうか。
1つめは、まだ明かしていない自分のヒミツを1つ発表してもらうという罰ゲームです。何でも自由に発表してもらってもよいですし、なかなか浮かばなさそうな場合は、「人生で最大の失敗」「初恋の思い出」などお題を出すのも一案です。その人の、これまで知らなかった一面が見られるかもしれません。
2つめは、何か芸を披露してもらうという罰ゲームです。たとえば、一発ギャグ、モノマネ、手品、歌などが考えられます。周りの反応が薄いと、「恥ずかしい思いをした嫌な思い出」になってしまうかもしれないので、周りがしっかり反応して盛り上げるようにしましょう。
3つめは、焼き担当になってもらうという罰ゲームです。バーベキューをする際、食材の焼き担当がスムーズに決まればよいですが、大変な役なのでなかなか決まらないこともあります。そんなときは何かゲームをして、負けた人に焼き担当になってもらうというのも1つの方法です。
ただ、ずっと同じ人が焼き担当だと、その人は料理を食べるタイミングがなく、バーベキューを楽しむことができません。罰ゲームで焼き担当を決める場合も、一人ではなく何人か決めて交代制にしましょう。また、焼いてもらったら感謝を伝えることも忘れないようにしてください。

バーベキューで楽しめるゲームには、さまざまなものがあります。参加人数や参加者の年齢、会場のルールなども考慮して、どのようなゲームを実施するとバーベキューを盛り上げることができるか、検討してみてください。