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学生イベントの企画アイデア30選!中学・高校・大学別に紹介

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更新日:2025年7月1日

学生イベントは、新たな交流を生んだり、関係を深めたりするきっかけとして有効です。しかし、いざ企画するとなると「何をすれば喜ばれるのか」「どんな内容が今の学生に合っているのか」と悩むことも多いはずです。

本記事では、学内交流や地域連携など、目的別に使える学生イベントの企画アイデアを中学生・高校生・大学生に分けて30選紹介します

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中学生対象の学生イベントの企画アイデア

以下では、中学生対象の学生イベントの企画アイデアを10選紹介します。

1.学校脱出ゲーム

学校脱出ゲームは、校内を舞台に謎解きやミッションをこなしながらゴールを目指すイベントです。入学初期に実施すれば、ゲームに参加する中で学内の構造を把握できることも期待できます。自分たちで考えて進めたり、チームの中で自分の役割を見つけたりすることで、主体性やチームワーク、発想力を育む効果も期待できます。

実施の際は、使用可能なエリアを限定したり、教員を配置したりして安全面に配慮しながら、ルートや難易度を調整しましょう。

2.ゲーム作りワークショップ

ゲームづくりワークショップは、ScratchやCODE.ORGなどの初心者向けプログラミングツールを使い、オリジナルゲームを制作するイベントです。パソコンやタブレットを使用し、講師による基礎解説と実践の時間を設けて進行します。

個人でもグループでも参加可能で、ゲームのルールやデザインを考える過程で創造力や論理的思考力を育むことができるでしょう。

3.動画編集体験

動画編集体験は、自己紹介やミニドキュメンタリーなどのテーマに沿って映像を編集し、完成後に上映会を行うイベントです。スマートフォンやタブレット、無料の編集アプリを使用し、3人〜5人のグループで進めます。機材の共有や編集時間の確保、著作権の確認など注意点もありますが、表現力や構成力を楽しく学ぶきっかけになるでしょう。

制作の過程で、伝えたいことを正しく伝える方法を模索することで想像力を培い、テーマの選定でその人の興味に触れるきっかけになりやすく、他者理解にもつながる企画として期待できます。

4.タイポグラフィ体験

タイポグラフィとは、文字の大きさ・間隔・フォントなどを工夫し、視覚的に伝える表現技法のことです。タイポグラフィ体験では、文字をデザインする楽しさを学び、参加者には、自分の名前や好きな言葉を題材に、紙やデジタルツールで自由にデザインしてもらいます。

デザインへの興味や自己表現力を育むきっかけになることが期待できるでしょう。

5.名産・特産品プレゼンテーション大会

名産・特産品プレゼンテーションは、自分の住む地域や興味のある地域の名産・特産品を調べ、グループでプレゼンする企画です。資料や試食を交えながら発表するなど、うまく伝わる方法を考えることで発信力を育む場として活用しやすいのが特徴です。

調査内容の偏りや商品名の扱いには配慮が必要ですが、グループでの取り組みや発表後の質疑応答などを通じて、意見を伝える力や聞く力を養う機会にもなることが期待できるでしょう。

6.ショートドラマ発表会

ショートドラマ発表会は、グループで短編劇を企画・制作・発表するイベントです。脚本づくりから配役、演出までを自分たちで考え、発表の場を設けます。1つの役割につき2人以上で構成し、支え合う体制を作ることで責任が偏ることを避け、安定した運営を目指しましょう。

発表当日もリハーサルの時間をとり、発表順の調整が必要なため、進行管理には工夫が求められますが、表現力や想像力だけでなく実務的な管理能力も養いやすく、学校行事とも相性が良い企画といえます。

7.ディベート大会

ディベート大会は、テーマに対して肯定派と否定派に分かれて意見を交わすイベントです。「制服は必要か」「スマートフォンの使用制限はすべきか」など、中学生が身近に感じるテーマを設定することで自分ごととして捉えやすく、意見を考えるきっかけになりやすいでしょう。

意見のやりとりを通じて、テーマに対する否定・肯定の立場と個人の人格を切り離して考える姿勢や、異なる意見の受け止め方を学ぶ機会にもつながるでしょう。

8.まちづくり会議

まちづくり会議は、「自分が市長だったらどんな町にするか」「未来の学校はどうあるべきか」などをテーマに、地域の課題や魅力を話し合うグループ型ワークショップです。地域活性化につながる施設やサービス、イベントなどを自由に企画し、模造紙やスライドで発表し合います。

現実の制約から自由な発想で考えられる一方で、実現性にも目を向けるとより学びが深まることが期待でき、暮らしを自分ごととして捉えるきっかけづくりに向いています。

9.生成AIワークショップ

生成AIワークショップでは、画像や文章を自動生成するAIを使って、自分だけの作品づくりに挑戦します。地域の観光ポスター、キャラクター開発などのテーマをもとに、AIへの質問・指示の工夫や完成品の発表を行います。

実施の際はAIが参考にする素材に注意して、商用利用の制限や他者の著作物の無断使用に触れていないか、情報源の確認を徹底しましょう。

10.中学生のためのアプリアイデアコンテスト

中学生のためのアプリアイデアコンテストは、日常生活や学校生活をより便利にするアプリのアイデアを募る企画です。個人またはグループで考案し、プレゼン資料や図解を用いて発表します。開発の知識がなくてもアイデア次第で地域や学校への提案にもつながる可能性があり、多様な視点や課題発見力が生かされます。

実施する際は、評価基準や表現方法に幅を持たせることで、応募しやすい環境を整えることができるでしょう。

高校生対象の学生イベントの企画アイデア10選

以下では、高校生対象の学生イベントの企画アイデアを10選紹介します。

1.高校生キッチンカー運営体験

高校生キッチンカー運営体験は、提供する商品の企画から調理、販売、会計までを実践できるプログラムです。事前にメニューや仕入れ、価格設定をチームで話し合い、当日は実際に地域イベントなどで販売を行います。

食品衛生や金銭の管理など注意点も多く、運営の難しさを体感する一方で、お金を受け取り、お客様に商品を届けるという学校では味わいにくい実社会に即した達成感を得られる体験になるでしょう。

2.名産・特産品アイデアコンテスト

名産・特産品アイデアコンテストは、地域の食材や工芸品を活かした新たな商品や活用方法のアイデアを高校生から募る企画です。個人またはグループでアイデアをまとめ、プレゼン形式で発表します。事前に地域の特産物を調査する時間を設け、地域の人から直接話を聞きたい・アイデアに説得力を持たせたい場合などには、フィールドワークの導入も有効です。

地域資源への理解を深めるとともに、柔軟な発想力を育てる機会にもなるでしょう。地元企業や自治体との連携によって、実現性の高い案は実際に形にできる可能性もあります。

3.地域の人図鑑づくり

地域の人図鑑づくりは、高校生が地元で活躍する人を取材し、紹介コンテンツを制作する企画です。たとえば駅前のパン屋さんや地元で長く活動する音楽家など地域で長く活動する人に、インタビューや撮影を行い、記事や動画にまとめます。

地域への理解を深め、自分の言葉で伝える力を育む場になるでしょう。実施の際は、肖像権や取材マナーに配慮が必要です。

4.ご当地PR動画制作

ご当地PR動画制作は、自分が住む地域の魅力を伝える動画を企画・撮影・編集し、コンテスト形式で発表するイベントです。個人またはグループで観光スポット・地元グルメ・日常の風景などテーマ定め、動画をスマホやPCで制作します。

地域への関心を深めながら、表現力や伝える力を養う機会を提供でき、発表の場を設けることで達成感にもつながります。実施の際は、撮影のマナーや肖像権への配慮について事前にきちんと共有し、フォローできる体制を整えましょう。

5.小論文コンテスト

小論文コンテストは、経済やAI、教育、地域課題など多様なテーマに対して高校生が自分の考えを文章で表現する企画です。「高校生活に生成AIが導入されたら」「自分にとって学ぶことの意味」など、参加者の生活につなげて考えやすい具体的なテーマを設定しましょう。

論点の明確さや構成力が求められるため、文章力だけでなく思考を深めるきっかけにもなります。実施の際は提出形式や字数制限を事前にわかりやすく明示しておきましょう。

6.他校合同プロジェクトワーク

他校合同プロジェクトワークは、異なる高校に通う生徒同士で混成チームを組み、共通テーマに取り組む企画です。たとえば地域の魅力を伝える冊子づくりや環境課題についてのアイデア発表など、企画・調査・話し合い・発表を通して意見交換を行います。

初対面同士で進めるため、実施の際にはアイスブレイクや役割分担のサポートがあるといいでしょう。

7.映画の原案コンテスト

映画の原案コンテストは、高校生が自由な発想で短編映画の企画やあらすじを考える創作イベントです。原案は文章や絵コンテ、スライドなど自由な形式で募集し、オンラインでも応募・講評が可能です。著作権や他作品の模倣に注意し、オリジナリティを大切にする姿勢を促しましょう。

8.ビブリオバトル

ビブリオバトルは、参加者が好きな本を紹介し合い、1番読みたくなった本を参加者の投票で決める書評プレゼンイベントです。公式ルールで定められている発表時間や投票方法を明確にし、他人の意見を尊重するルールを設けることが大切です。

本の選定・着眼点・伝え方によって紹介者の価値観や感性に触れられる機会となるでしょう。

参考:知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト

9.パテントコンテスト

パテントコンテストは、高校生が身の回りの課題や生活の工夫から着想を得て、アイデアを発明としてまとめるイベントです。専門的な知識がなくても参加しやすいように、日常生活を切り口としたテーマ設定や、知的財産権に関する簡単な解説を加えることで、参加のハードルを下げることも可能になるでしょう。

創造力や観察力を活かしながら、課題や日常生活の不便を解決するアイデアを考案することで、自分の発想を形にする楽しさを実感できる機会になることが期待できます。

10.オンライン国際交流

オンライン国際交流は、海外の高校生とビデオ会議ツールを使って交流するイベントです。言語は英語を中心に、簡単な自己紹介のあと、交流する時間を設けます。

グループでの会話もいいですが、一対一で会話する時間を設けることで、他の参加者の目を気にせずに相手の話をしっかり受け取れる間を作れたり、ゆっくり会話できる慣れが生まれたりする可能性が高いでしょう。1人と交流することが他の人とも話しやすくなるきっかけにもなる可能性があります。

大学生対象の学生イベントの企画アイデア10選

大学生対象の学生イベントの企画アイデアを10選紹介します。

1.フリーペーパー制作

フリーペーパー制作は、取材・執筆・デザインなどを学生主体で行うイベントです。地域の魅力や大学生活の紹介、社会課題の特集など、テーマは自由に設定可能です。数回のワークショップやチーム作業を通して形にします。

実践的な編集経験ができるほか、読者に届ける喜びやチームでの達成感が得られる機会にもつながります。実施の際は、事実と意見を明確に分けて、読者が不快に感じる恐れのある表現は避けましょう。また、著作権や肖像権には十分な配慮が必要です。

2.空き家再生アイデアコンテスト

空き家再生アイデアコンテストは、地域の課題に上がりやすい空き家の活用方法を提案する企画です。実際の空き家の写真や現地を見学し、用途やデザイン、運営方法を自由に発想し、プレゼン形式で発表し合います。建築・地域づくり・福祉など多様な学びを活かすことができるため、分野を横断する取り組みとしても活用できるでしょう。

3.謎解きイベント

謎解きイベントは、チームで協力しながら出題される謎を解いてゴールを目指す企画です。大学構内や周辺地域、オンラインを舞台に、ミッション形式で進行するのが一般的で、推理・発想力・連携力が求められます。

たとえば大学生活に潜む秘密をテーマにした場合は学内施設への関心やキャンパスへの愛着を醸成する機会になります。一方で、地域をめぐる謎をテーマにして周辺地域と協力体制を築ければ、地域に学生の流入を促したり、地域との接点づくりになったりするでしょう。

4.ボードゲームイベント

ボードゲームイベントは、参加者同士が対面で交流しながら楽しめる企画です。たとえば戦略を楽しむボードゲームは思考力や判断力、他者との駆け引きが必要なため自然と会話が生まれやすく、初対面でも打ち解けやすいでしょう。他にも、世界各国のボードゲームをすることで国際交流イベントとしても活用できます。

実施の際は少人数グループでのプレイを基本とし、はじめてでも参加しやすいよう進行役の配置やルール説明を丁寧に行うといいでしょう。

5.模擬資産運用コンテスト

模擬資産運用コンテストは、仮想の資金を使って投資戦略を立て、成果を競い合うイベントです。株式や投資信託などの基礎知識を学んだ上で、チームごとに運用方針を考え、一定期間の成果を発表します。事前に解説を行ったり、いつでもアクセスできるサイトを用意したりすることで、専門用語やリスクの理解を促しましょう。

金融に関心のある学生が実践的に学ぶ機会となり、経済への関心やデータ分析力を深める場として活用できます。ビデオ会議ツールを使用したり、共通の仮想投資共通シミュレーションツールを使用したりすればオンラインと対面の同時開催も可能です。

6.世界の料理教室

世界の料理教室は、各国の伝統料理を学びながら文化交流を深めるイベントです。講師として外国の方を招いたり、学生が事前にレシピを調べて調理を担当したりする方法があります。たとえば気候変動や社会問題に関心のある学生の視点から、食と気候の関係を取り上げたり、社会的な背景がある料理文化の紹介をしたりするなど、料理だけでなく、関心を生かした構成にすることも可能です。

また、環境負荷の少ないプラントベースの食事とサステナビリティを絡めたりするなど、世代の関心に沿った社会的テーマを盛り込んで展開することもできるでしょう。

7.AR制作体験

AR(拡張現実)とは、スマートフォンや専用のゴーグルを通して現実世界にデジタル情報を加えるという技術です。AR制作体験では、ARとして表示したい画像や動画を作り、AR制作ツールを用いることでARとして動かします。

実施の際は、AR対応端末やアプリの準備が必要なこともあるため、事前の動作確認や操作説明を丁寧に行うことが求められます。

8.就活メイク講座

就活メイク講座は、就職活動に向けて身だしなみの整え方や企業の人に良い印象を持ってもらうメイクを学ぶイベントです。たとえば面接と一口に言っても、対面とオンラインがあり、好印象を与えるメイクは異なります。対面面接を想定した場合、カラーメイクは控えめにしつつも顔色がよく見える血色感を目指します。

一方でオンライン面接は、顔が暗く見えやすく、表情が伝わりづらいため、シェーディングや眉メイクで立体感を出すなどの方法があります。状況を踏まえたメイク法を講じる内容にすれば、メイク法だけでなく参加者個人で応用できる情報・知識も提供できます。

9.1日インターンシップ

1日インターンシップは、1日だけ就業体験し、業務内容や職場の雰囲気を知ることができるイベントです。開催は対面・オンラインどちらでも可能ですが、オンラインの場合はグループワーク・社内会議への参加・職場見学・書類作成・社員との懇親会などの内容が体験できる場合があります。

実務への関心を深める入り口として、進路選択の視野を広げる機会として企画されることが多いです。

10.企画書プレゼンテーション大会

企画書プレゼンテーション大会は、学生が自由なテーマで企画を立案し、プレゼンでし合うイベントです。テーマ例としては、地域を活性化するイベント企画や学生向け新サービスなどが挙げられます。

プレゼン力や課題解決の視点が求められるため、自身のアイデアを形にする力を試したい学生にとって挑戦しがいのある機会となるでしょう。対面・オンラインで開催可能で、実施の際は発表時間や審査基準を明確にし、きちんと提示しましょう。

まとめ

ここまで学生イベントの企画アイデアをターゲット別に紹介しました。参加者の年代や関心、規模、目的に応じて内容を工夫することで、より魅力的なイベントに繋がります。ぜひ本記事を、参加者の関心を引き出すイベントづくりにご活用ください。

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この記事を書いた人
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イベントプロデュース編集部

年間1,000件以上のイベント支援実績を持つ株式会社IKUSAが運営する「イベントプロデュース編集部」は、企業・団体のためのイベント成功をサポートする専門メディアです。社内イベント、懇親会、表彰式、周年イベントなど、あらゆるシーンに対応できる企画アイデアや運営ノウハウ、最新のトレンド情報を発信中。幹事初心者にもベテランにも役立つ、現場視点の記事を多数掲載しています。

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