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子ども向けワークショップの企画アイデア30選

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更新日:2025年7月1日

子ども向けワークショップは、子どもの想像力や好奇心を引き出す体験型イベントとして人気があり、地域イベントや商業施設イベントなどでも実施しやすいのが魅力です。

本記事では、子ども向けワークショップの企画30選を、クラフト工作・実験・デジタル技術・自然4つのテーマに分類して紹介します

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子ども向けクラフト工作のワークショップ企画アイデア8選

ここからは、クラフト工作を体験する子ども向けワークショップの企画アイデア8選を紹介します。

キャンドルづくりワークショップ

キャンドルづくりワークショップでは、色や形、香りを自由に選びキャンドルを作ります。作り方は、ロウを湯煎で溶かし、顔料や染料などで着色したあと、芯を立ててから型に注いで固めるだけです。季節のモチーフや小物を入れるなど、工夫次第で多彩な表現が楽しめます。

市販の新品材料だけでなく、使用済みのロウを再利用すれば、環境への配慮にもつながります。手軽ながら学びもあるクラフト工作体験としておすすめの企画です。

フェルトクラフトワークショップ

フェルトクラフトワークショップは、やわらかく扱いやすいフェルトを使って小物やマスコットを作る体験です。はさみで自由に形を切り、ボンドで貼り合わせたり、糸で縫い付けたりして完成させるため、裁縫初心者の子どもでも安心して取り組めます。

色の組み合わせやデザインを考える過程で、発想力や集中力も育まれるでしょう。端切れフェルトを活用して開催すれば、廃棄物の削減にもつながり、環境への配慮も期待できます。

SDGs工作ワークショップ

SDGs工作ワークショップは、身近な素材を使って工作を楽しみながら、持続可能な社会について考えるきっかけをつくる企画です。牛乳パックや新聞紙、ペットボトルキャップなどの廃材を使って、小物入れや楽器、おもちゃなどを制作できます。

素材の性質や再利用の意義についても簡単に紹介することで、環境について知るきっかけになるでしょう。道具ははさみやのりが中心で、安全面にも配慮しやすく、小学生低学年からの参加も可能です。

ステンドグラスアートワークショップ

ステンドグラスアートワークショップは、カラーフィルムや透明シートを使って、光を通す美しいステンドグラスを作る体験です。ガラスは使用せず、プラスチック板にカラーセロファン、マジックペンなどを使って図案をなぞり、色を塗って完成させるため、安全かつ手軽に楽しめます。

光にかざすと幻想的な色合いが楽しめ、窓飾りなど実用性もある点が魅力です。感性と創造力を育む、見た目にも楽しい工作体験です。

陶芸ワークショップ

陶芸ワークショップは、五感を刺激しながら創造力を育てる点で子どもにおすすめです。粘土をこねて形を作り、乾燥・焼成する工程を通じて、ものづくりの工程をじっくり学べます。可能な場合は地域の粘土を使うなど、地産資源の活用を意識すればSDGs的な観点でも価値が高まります。

完成品を家で使える実用品にすると、体験の記憶も長く残るでしょう。開催は陶芸教室の一角を借りるほか、移動式の電気窯を使えば屋外や地域施設でも実施可能です。

万華鏡づくりワークショップ

万華鏡づくりワークショップは、光や色の変化を楽しみながら観察力や美的感覚を育む体験としておすすめです。筒状の本体に鏡やビーズなど色とりどりの素材を入れて組み立てるというように、制作工程を工夫することで小学生以下の子どもも取り組みやすい構成になるでしょう。

実施の際は、透明ケースや不要アクセサリーを再利用すれば、廃材活用の視点からSDGsにもつながります。

紙すき体験ワークショップ

紙すき体験ワークショップは、身近な紙がどうやって作られているかを学べる体験としておすすめです。使用済みの紙をちぎって水に溶かし、網ですくって乾かす工程を通じて、リサイクルの仕組みも体感できます。開催場所は屋外や水道設備のある施設が適しており、机と乾燥スペースがあれば実施可能です。

再生紙を使ったカードやしおりづくりに応用できるほか、廃材利用という点でSDGsにつながるワークショップです。

絵本づくりワークショップ

絵本づくりワークショップは、想像力・表現力・構成力を総合的に育む体験としておすすめです。子ども自身がストーリーを考え、絵を描き1冊の本に仕上げることで、自分だけの作品づくりの達成感を得られるでしょう。

すでに製本されている白紙の土台を使って作る方法や、ボール紙を使って一から絵本の土台を作る方法などがあります。

実験系の子ども向けワークショップの企画アイデア10選

ここからは、実験をテーマにした子ども向けワークショップの企画アイデアを10選紹介します。

スライムづくりワークショップ

スライムづくりワークショップは、幼いうちから化学に触れることができる人気のワークショップです。洗濯のりとホウ砂水を混ぜることでスライムが完成します。着色料やラメを加えて自分だけのスライムにアレンジできる点も魅力です。

材料も手軽に揃えられます。化学への好奇心を育むきっかけとして、6歳程度から楽しめる体験です。開催は机と水場のある屋内スペースが適しています。

ミニ火山の噴火実験ワークショップ

ミニ火山の噴火実験ワークショップでは、重曹と酢の化学反応を使って火山の噴火を再現します。粘土などで頂上から垂直に穴を開けた山型をつくり、内部に重曹と食紅を入れて酢を注ぐと、泡があふれ出す仕組みで、地学や化学への関心を引き出しやすい内容です。

室内で開催する場合は、ビニールシートや透明のトレーなどの上で行いましょう。

空気砲づくりワークショップ

空気砲づくりワークショップは、空気の力を体感できる化学体験です。隙間を塞いだ段ボール箱の片面に円形の穴を開け、空気の当てたいものに穴を向けた状態で箱の側面を叩くと、リング状の空気が勢いよく飛び出します。

軽量で安全性も高いため、空気の流れや圧力の性質を学びながら、的あてゲームなどへの応用も可能です。

ペットボトルロケットづくりワークショップ

ペットボトルロケットづくりワークショップでは、空気と水の力でロケットを飛ばす体験を通じて、圧力や運動エネルギーの仕組みを学びます。使用済みのペットボトルに羽根やノーズコーン(航空機やロケットの先端に設けられた円錐形の部品)を取り付け、水と空気を加圧してロケットを発射する仕組みです。

飛距離を競い合うだけでなく、羽根のつける位置を変えることで飛距離の違いを実験するなど、遊びながら理科に触れられます。広い屋外スペースが必要で、地面がやわらかい公園や校庭が理想的です。

虹を作るワークショップ

虹を作るワークショップでは、人工的に虹を出現させ、光の屈折や反射といった自然現象を目で見る体験をします。懐中電灯や日光、水を入れた透明なコップや霧吹きなどを使って人工的に虹を作ります。光の仕組みをじっくり観察できるため、理科や自然現象に興味を持つきっかけになる可能性があるでしょう。

特別な道具がなくても開催できますが、屋外や日差しの入る室内での実施が望ましいでしょう。

水のろ過実験ワークショップ

水のろ過実験ワークショップは、水がきれいになる仕組みを可視化することで、環境や衛生について知ることを目指す体験です。小石・砂利・活性炭・砂・ガーゼなどを重ねた簡易ろ過装置をペットボトルで作り、泥水を注いでろ過される様子を観察します。

透明な容器を使うことで、層ごとの役割や水の透明度の変化が視覚的に分かりやすくなります。特別な危険物は使わないため年齢制限は不要ですが、ろ過した水には健康を害する微霊物や化学物質が入っている恐れがあるため、飲まないように注意しましょう。

参考:Honda Kids|自由研究|水がきれいになるろ過器をつくろう

星座ボックスづくりワークショップ

星座ボックスづくりワークショップは、宇宙や星への興味を育てるワークショップです。箱の内側に黒い紙を貼り、星座の形に穴を開けて、中から照らすことで、壁や天井に星座が投影される仕組みです。

画用紙・穴を開けられるもの(きりや画鋲)・懐中電灯など少ない材料で作ることができ、工作を楽しみながら天文学に触れることができます。実施の際は、きりや画鋲などを使うため、小学校3年生以上の年齢制限や保護者の同伴での開催が望ましいでしょう。

風車づくりワークショップ

風車づくりワークショップでは、風の力でエネルギーが生まれる仕組みを体験しながら、エネルギーや自然現象への関心を育てます。空気抵抗が起こせる強度の紙・プラスチック板で羽を作り、ストロー、竹串などで作った軸を中心に回転させ、風車の構造を学びます。

完成後は屋外で実際に風を受けて回す工程を行うことで、風向きや羽の形による回転速度の違いを観察することもでき、分析的な要素も楽しめます。竹串の先を削ったり、ストローを使用すれば危険性は少なく、未就学児でも安全に参加できるでしょう。

簡易顕微鏡づくりワークショップ

簡易顕微鏡づくりワークショップは、身近な道具でミクロの世界を観察できるワークショップです。ペットボトルと1〜2mmのガラスビーズを使って簡易的な顕微鏡を作り、植物や布などを観察します。

明るい照明と観察するものがあれば実施可能です。細かいパーツや画びょう・ヤスリを扱うため、小学校3年生以上の年齢制限やスタッフの補助があるとより安全に実施できるでしょう。

参考:キャノンサイエンスラボ・キッズ|ペットボトル顕微鏡を作ってみよう

撮影・現像体験ワークショップ

撮影・現像ワークショップは、撮影から暗室でのフィルム現像までを体験できるワークショップです。ピンホールカメラの工作ワークショップとあわせての開催もおすすめです。光による化学反応を体感でき、デジタルとは異なる手作業の楽しさも体験してもらえます。

実施の際には光を遮れる空間と安全な現像薬品の管理が必要です。薬品を使用するため、小学校5年生以上の参加とスタッフの管理体制が求められるケースが多く、事前説明も重要になります。

デジタル技術が体験できる子ども向けワークショップ企画アイデア5選

ここからは、デジタルテクノロジーを体験できる子ども向けワークショップの企画アイデア7選を紹介します。

ゲームづくりワークショップ

ゲームづくりワークショップでは、プログラミング的思考や論理的な発想を学ぶことを目指す体験です。ScratchやBlockly、CodeMonkeyなどのビジュアル言語(プログラミング言語の一種で、テキストではなく、視覚的なイラストやブロックを組み合わせて作成する)を使い、自分で動きを決めたり得点ルールを考えたりしながら簡単なゲームを完成させます。

タイピングに不安がある子どもでも直感的に操作できる内容で、小学校3年生程度から参加できます。

3Dプリンターでオリジナルキーホルダーづくり

3Dプリンターとは、3次元ソフトウェアで作成したデータをもとに立体を造形できる機器の総称です。3Dプリンターでオリジナルキーホルダーづくりでは、3Dモデリングソフトで自由にデザインしたものが実際に立体物として出力される体験ができます。

たとえば、失敗しても繰り返し挑戦できる環境を整えれば、試行錯誤の過程で何をどう改善すればいいのか考えるようになるでしょう。問題解決能力を育てるきっかけになることが期待できます。

参考:Canon|ここだけは、押さえておきたい!3Dプリンターの基礎知識

ドローンの操作体験ワークショップ

ドローンの操作体験ワークショップは、最先端の技術に触れながら、空間認識力や集中力を育てる体験としておすすめです。小型で屋内向けのトイドローンを使用し、基本的な操作方法や安全な飛ばし方を学びながら、輪くぐりや着地などのミニゲームに挑戦するプログラムが良いでしょう。

開催は体育館や多目的室など、一定の広さと安全確保ができる屋内施設が適しています。安全面から、小学校3年生以上を対象とし、実施例でも年齢制限を設けているケースが多く見られます。

VR体験ワークショップ

VR体験ワークショップは、仮想空間での没入体験を通じて、創造力や空間認識を育むことが期待できる体験です。専用ツールを使って、参加者自らが提案する世界を創り、VR体験します。実施する際は安全性を考慮し、着席型の体験を中心に構成しましょう。

開催場所は動線が確保できる会議室や視聴覚室が望ましいです。

動画編集体験ワークショップ

動画編集体験ワークショップは、自分の撮影した映像に音やテロップを加えながら、表現力や構成力を育てられる体験です。スマートフォンやタブレットで簡単に操作できるCapCut、iMovieなどの無料アプリを使い、短い動画を編集して発表します。

撮影は室内外問わず行えますが、個人情報や肖像権の配慮が必要なため、事前に撮影範囲や内容を制限する運営が一般的で、小学校5年生以上の実施が多く見られます。

自然と触れ合う子ども向けワークショップの企画アイデア6選

以下では、自然と触れ合う子ども向けワークショップの企画アイデアを6選紹介します。

グラスガーデンワークショップ

グラスガーデンワークショップは、透明な器の中で小さな自然を育てる体験を通じて、植物への興味や観察力を育むワークショップです。グラス容器に土や小石、苔、多肉植物などを層状に入れ、自分だけの小さい庭を作ります。

道具や材料は家庭でも手に入りやすく、屋内のテーブルで作業可能です。完成後は持ち帰って育てる楽しみが続く点も魅力です。

キャンプワークショップ

キャンプワークショップは、自然の中での生活体験を通じて、自立心・協調性・自然理解を育むことを目指すワークショップです。テントの設営、火起こし、簡単な調理などを行いながら、野外での基本的な生活スキルを学びます。

開催場所はキャンプ場や自然公園などが一般的で、指導者のもと、安全管理を徹底して行います。火や刃物を扱う場合があるため、小学校3年生以上を対象とし、実施例でも参加年齢に配慮した運営が行われています。

釣りワークショップ

釣りワークショップは、水辺の自然と向き合いながら、生き物への関心や集中力、命の大切さを学べる体験です。釣り竿の使い方や仕掛けの作り方、エサの付け方などを指導し、実際に魚を釣る体験へとつなげます。開催場所は河川・釣り堀など安全な釣り場を選ぶといいでしょう。

実施の際は、ライフジャケット着用や足場の確認など安全管理が必須です。針や水辺の危険があるため、小学校3年生以上を対象とし、保護者の同伴や十分な人数のスタッフを配置しましょう。

昆虫標本づくりワークショップ

昆虫標本づくりワークショップは、生態系の中での昆虫の役割を学びながら、自然への関心や命を扱う姿勢を育てられる体験です。あらかじめ乾燥処理された昆虫を使い、展翅板(てんしばん)や昆虫針、ピンセットなどを用いて羽や脚を整え、標本として仕上げていきます。

作業は室内で机上にて行い、観察と分類の視点を取り入れることで理科的な学びにもつながります。針などを扱うため、小学校3年生以上の参加が一般的で、保護者やスタッフの見守りのもと安全に実施しましょう。

ボーイスカウト体験ワークショップ

ボーイスカウト体験ワークショップは、自然の中での活動を通じて、協調性・自立心・課題解決力を育てられる実践的なプログラムです。ロープワークやコンパスの使い方、簡易テントの設営、自然観察など、実際のボーイスカウト活動の一部を体験できます。

ナイフや火を扱う内容が含まれる場合もあるため、小学校3年生以上の実施が一般的で、保護者や指導者の見守り体制が整えられています。

落ち葉で動物づくりワークショップ

落ち葉で動物づくりワークショップは、季節の自然素材に親しみながら、創造力と観察力を育てるアート体験です。公園や林で集めた落ち葉や木の実を使って、台紙の上に動物の形を構成し、貼り合わせて作品を完成させます。

色や形の違いを活かして表現することで、自然の多様性にも気づけるでしょう。開催は屋外または室内どちらでも可能で、はさみやボンドなどを使って進行します。はさみの際に怪我に注意しましょう。

まとめ

子ども向けワークショップには、クラフト工作・実験・デジタル技術に触れるもの・自然と触れ合うものなど、さまざまな種類があります。必要な設備や安全対策、対象年齢も異なるため、規模や目的に応じて適した内容を企画することが大切です。ぜひ本記事を参考に、子どもたちの好奇心を刺激するワークショップを考えてみてください。

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この記事を書いた人
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イベントプロデュース編集部

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