更新日:2025年7月28日
目次
懇親会とは、参加者同士の交流や親睦を深めることを目的とした集まりで、飲食やレクリエーションを通じて関係構築を図る場です。
本記事では、懇親会の面白い企画アイデアを大人数・少人数・初対面などの場合に分類し、30選紹介します。
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以下では、大人数で楽しめる懇親会の企画アイデアを6選紹介します。
オール社員感謝祭は、参加者全員が主役となって楽しめる、オリジナルクイズを中心としたバラエティ型クイズ大会です。組織内の出来事や人物にちなんだ問題をカスタマイズして、内容を構成することで一体感を演出することが期待できます。
形式にとらわれず自由に盛り上がれる点が魅力ですが、特定の集団にしか分からない内容にならないよう、問題の内容や構成を工夫しましょう。
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ワードウルフは、参加者の多数派に配られたお題と異なるお題を持つ数名のウルフを会話の中から見つけ出す、心理戦型のゲームです。参加者同士で自由に意見を交わすため、交流が生まれやすく、初対面が多い懇親会にも取り入れやすい企画といえます。
チーム対抗や時間制限を徐々に短くしていくことでゲーム性を高めることもできますが、お題の難易度によっては推測が難しくなる場合もあるため、参加者に応じた調整が大切になります。
以下の動画でも詳しく紹介しています。
マイノリティーゲームは、2肢のお題について話し合い、最終的に少数派の答えを選んだ人が勝利となるゲームです。「朝食にはごはん派?パン派?」といったシンプルなお題を使うことで気軽に参加できるゲームですが、説得や誘導も含めた議論が求められるため、一筋縄では行かない面白さがあります。
話し合いという形で全員が一回以上は意見を主張する時間を設けることで発言の偏りを防げます。実施の際は、ニッチすぎる選択肢は避け、お題のバランスに工夫しましょう。
以下の動画でも詳しく紹介しています。
格付けバトルは、参加者が俳句・紅茶・絵画などのジャンルで 一流品を見極める体験型クイズゲームです。バラエティ番組の感覚で初対面同士でも盛り上がりやすい点がおすすめです。一流品と判断した理由を聞くなど正解・不正解の演出に配慮し、参加者が楽しめる雰囲気づくりが重要です。
アイテム準備や進行の工夫が重要なため、イベント会社に依頼することも念頭おいて、事前準備をしっかり行うのが望ましいです。
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ゴチバトルは、高級料理の値段を予想しながら楽しむ、テレビ番組風の企画です。シェフ監修の豪華メニューを味わいながら、チームで盛り上がることができるため懇親会に適しています。MCの進行付きプランもあるため準備の負担を軽減したい場合にもおすすめです。
競争が過熱しすぎないよう、チーム分けや進行の工夫をすることで、誰もが楽しく参加できる企画になるでしょう。
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ペア探しビンゴゲームは、参加者が事前に記入したプロフィールカードをペアになるよう別の参加者に配布して行う交流型の企画です。正しいペア相手を見つけるため、参加者は他の人に質問しながら手がかりを集める過程で会話のきっかけが生まれやすく、初対面でも交流が促されやすい点がおすすめです。
実施の際は、プライバシーに配慮し、踏み込みすぎないプロフィール項目にするなどの対応が望ましいです。進行役がルール説明を丁寧に行うことで、より円滑に運営できるでしょう。
以下では、少人数でできる懇親会の企画アイデアを6選紹介します。
ジェスチャーゲームは、チームの1人がお題(動物や職業、名詞など)をジェスチャーだけで演じ、他の人がお題を当てる企画です。声を出せないため表情や体の動きで相手に伝わりやすくする必要があり、リアクションが大きくなる傾向にあり、雰囲気が明るく交流が深まりやすい点がおすすめです。
動物・スポーツ・職業などのジャンルで分類することで難易度の調整もできます。また、事前に参加者で軽く体を動すと円滑に進行できる可能性があります。
ボードゲームは、ボードやカード、コマなどを使って2~6人程度で楽しむ対面型のテーブルゲームです。コミュニケーションと戦略性が両立し、少人数の懇親会で盛り上がりやすいでしょう。自己紹介の時間や雑談で会話が促進されることも期待できます。
ルールが複雑なゲームは説明に時間がかかる可能性があるため、参加者のプレイ経験を考慮し、進行役がサポートすると安心です。
利き〇〇ゲームは、複数の種類(お茶・ジュース・チーズ・コーヒーなど)を用意し、目隠しでメーカーやブランドを当ててもらう企画です。身近な商品を題材にすることも可能なため、気軽に実施できる点も魅力です。
実施の際は、食物アレルギーを事前に確認し配慮しましょう。口に入れる備品の衛生管理を徹底するため、備品は使い回ししないよう十分な数を用意しましょう。
社内スタンプラリーは、課題が設定されたマスを参加者がクリアしていき、ゴールを目指す企画です。たとえば、「〇〇に詳しい人」、「今日赤い服を着ている人」など社内の人と交流する工夫を取り入れると普段関わりの少ない部署や業務を知るきっかけになることが期待できます。
実施の際は事前に社内に告知し、マスに設定したい人の協力を仰げると円滑に進められるでしょう。
指令付きすごろくは、紙やホワイトボード、プロジェクターなどで作成したすごろく盤を使い、サイコロを振って止まったマスの指令に従って進行する企画です。たとえば、「一番近くのマスにいる人のいいところを言う」「最近笑った話を1つする」などの内容を盛り込むことで、参加者同士の距離を縮めることが期待されます。
実施の際は盛り上げ役や司会を決めておくと円滑に進行しやすくなるでしょう。
みんなでABCゲームは、円になって進行役が出すお題に沿って、参加者が順番に答えていく言葉遊びのゲームです。たとえば「Aから始まる食べ物」など、アルファベットと組み合わせるお題は「動物」や「国名」というように自由に設定できるため、参加者の年齢層や習熟度に応じて難易度の調整がしやすいでしょう。
言葉を考える過程で意外な回答が飛び出すことも期待でき、空気も温まりやすいため、緊張を和らげる導入に向いています。参加者の回答待ち時間が長くなりすぎないよう、人数やテンポに配慮しましょう。
ここからは、初対面でも楽しめる懇親会の企画アイデアを4選紹介します。
共通点探しゲームは、グループで自由に会話しながら、自分たちの共通点を見つけていくコミュニケーション型の企画です。たとえば、「同じ出身地」「同じ趣味」「朝食を食べる派か否か」など、テーマは自由に設定でき、意外なつながりを見つける楽しさがあります。
初対面同士でも自然と会話が生まれるため、打ち解けやすい雰囲気づくりに向いているでしょう。
自己紹介しりとりは、参加者が順番に自己紹介を行い、直前の人の自己紹介の最後の言葉で始まるように内容を工夫して話す企画です。たとえば、「○○が好きで“す”」→「“すき”な色は青で、…」と続けるなど、しりとり要素を取り入れることで、ゲーム性が加わり、緊張がほぐれやすくなることも期待できます。
前の人の話を受けて話すため、連続性が生まれ、記憶にも残りやすい点がおすすめです。言葉が出づらい場面には、進行役がフォローできると良いでしょう。
自分クイズは、参加者が自分に関する3択クイズを作成し、他のメンバーに出題する自己紹介型の企画です。たとえば「私の好きな映画は?」というクイズの選択肢には「少女漫画原作のラブコメ」「SF恋愛もの」「実話ベースの純愛映画」など少しひねった嘘の情報を混ぜると、盛り上がりやすくなります。
少しパーソナルな情報を含むクイズをきっかけに会話のきっかけが生まれることが期待できますが、出題するクイズ内容は本人に裁量があるため情報の開示の程度を選べる点でもおすすめです。事前に簡単なプロフィールを記入しておくと円滑に進行できるでしょう。
グルーピングゲームは、参加者が指定された人数とお題に合わせてグループを作る企画です。たとえば「出身地が同じ3人組」「兄弟構成が同じ4人組」など、条件に合う相手をその場で探しグループを作った集団から座っていきます。
制限時間がありテンポも良く、共通点を手がかりに会話が生まれるため、初対面同士の距離を縮めたい場面に向いています。実施の際は、移動しやすい会場の広さやレイアウトを考慮しましょう。
ここからは、懇親会の体を動かす面白い企画アイデアを紹介します。
ティッシュあおぎは、空中に投げたティッシュをうちわや息を使って落とさないようにするシンプルなゲーム企画です。動きにそこまでの体力は必要ないため、年齢や運動能力に関わらず幅広い参加者が楽しめるでしょう。チーム対抗にすることで協力や応援する関係が生まれ、一体感の醸成につながることも期待できます。
風の影響がない屋内での開催が向いており、ティッシュがぶつからない距離感を確保できるスペースを用意しましょう。
タグラグビーとは、腰にタグベルトを装着し、相手にタグを取られたらボールをパスするルールで行う、接触のないラグビーです。タグラグビーには、走る・パスする・タグを狙うといった要素があり、運動量がありつつも安全に配慮されているルールに特徴があります。
性別や体格差を問わず楽しめるため、幅広い参加者がいる懇親会にも向いています。実施時には広めのスペースと、転倒や接触を避けるためのルール説明、安全管理が重要です。
フラフープくぐりリレーは、参加者が手をつないだままフラフープを体に通し、次の人へとリレー形式で回していく企画です。チームごとに工夫し、スピードを競うことで自然と声かけや連携が生まれ、チームビルディングにもつながるでしょう。
体力差や運動経験に左右されにくく、幅広い層に楽しんでもらえる可能性があります。実施の際はスペースを十分に確保し、周囲との接触や転倒が起きないよう安全面への配慮が必要です。
風船バレーは、風船を使ってラリーを行い、床に落としたチームから順に脱落していくシンプルなゲームです。ボールに比べてスピードがゆるやかなため、運動が苦手な方や幅広い年齢層でも参加しやすい点が魅力で、チームで声を掛け合うことにより場が和むきっかけにもなります。
風船の破裂や転倒などを防ぐため、尖った物を避けた場所で行い、安全なスペースの確保を意識すると安心して楽しめるでしょう。
言葉探しレースは、会場内に散りばめた文字カード(カタカナ、ひらがな、アルファベットなど)を集め、チームごとにお題(食べ物、組織に関する言葉など)に沿った言葉を作成するゲームです。制限時間内に集めたカードで、単語の数や長さ、難易度に応じて得点を競います。
実施の際は、文字カードの数や配置のバランスに配慮し、得点ルールを明確にしましょう。
言うこと一緒やること逆ゲームは、参加者全員が「言うこと一緒、やること逆」と声をそろえたうえで、発言と反対の動作を行うゲームです。たとえば「右」と言われたら「右」と声に出しつつ、左にジャンプします。体を動かしながら頭も使うため、緊張がほぐれやすくなるでしょう。
ほかにも、「やること一緒」「言うこと逆」などパターンを変えることで難易度も調整可能で、年齢や体力に関係なく楽しめるため、多様なメンバーが参加する懇親会にも活用しやすいです。
以下では、チーム対抗でできる懇親会の面白い企画アイデアを4選紹介します。
マシュマロチャレンジは、乾燥パスタ・テープ・ひも・マシュマロを使って、自立可能なできるだけ高いタワーを制限時間内に作るチーム対抗のワークショップ型ゲームです。タワーを作る過程で初対面でも自然に話せる機会が生まれやすく、懇親会のアイスブレイクとしても活用されることがあります。
実施の際は、材料の準備と作業スペースの確保に気を配ることが大切です。
バースデーチェーン(バースデーライン)は、声を使わずにジェスチャーや身振りだけで自分の誕生日を周囲に伝え、誕生日の早い順から一列に並ぶゲームです。言葉を使わないことで非言語のコミュニケーションが生まれ、相手の伝えたいことを汲み取るチームワークや観察力を養う機会になります。
初対面でも和やかな雰囲気になりやすく、アイスブレイクとしても活用されています。
以心伝心ゲームは、出されたお題に対して、チーム全員が答えを揃えることを目指すコミュニケーション型のゲームです。たとえば「赤い食べ物といえば?」などの問いに対し、メンバーがどれだけ答えを一致させられるかを競います。思考の傾向や共通点を探る過程で盛り上がり、会話が生まれやすくなるでしょう。
お題について回答する形式なので初対面同士でも気負わずに参加しやすく、心理的距離を縮める効果が期待されます。
アキネーターゲームは、1人が「人物」「動物」「モノ」などのお題を頭の中で決め、他の参加者は出題者がYESかNOで答えられる質問を繰り返すことで正解を推理していくゲームです。質問やお題によって話題のきっかけにもなりやすいでしょう。
お題を自由に設定できるため、年齢や職種を問わず幅広く楽しめる点も魅力です。実施する際は、ニッチすぎるお題は避けるように共有しましょう。
以下では、相互理解が促進される懇親会の面白い企画アイデアを4選紹介します。
GOOD&NEWは、参加者が24時間以内に起きた「嬉しかったこと(GOOD)」または「新しい発見・出来事(NEW)」を1人ずつ発表する企画です。日常の出来事を共有することで、価値観や人柄が垣間見え、相互理解や信頼関係の形成につながりやすくなります。
初対面同士で緊張をほぐしたい場合やチーム内の関係性を深めたいときに効果的です。人数に合わせて、30秒〜2分程度に発表時間を定めることで発言が苦手な人も話しやすい雰囲気づくりをすることが望ましいでしょう。
価値観カードゲームは、「挑戦」「自由」「安心」などの価値観を表すキーワードが書かれたカードから、自分が共感するものを1枚選び、その理由を語り合う対話型の企画です。価値観の違いや共通点を知ることで、相互理解が深まり、コミュニケーションのきっかけとなることが期待できます。
初対面の相手とも内面に触れた会話がしやすくなるため、相互理解を促進したい場に適しています。安心して話せるよう、相手の価値観に対する批判や評価は口にしないルールを定め、実施前に周知しましょう。
逆転お悩み相談会は、上司が部下に悩みを相談するという普段とは立場を逆転させた企画です。役職や経験にとらわれず意見を交わすことで、上司は部下の視点に触れ、部下は自分の考えを伝える練習にもつながります。フラットな関係性づくりを目指す場として有効な企画で、心理的な距離を縮めたいときにも効果的でしょう。
実施の際は、相談内容にデリケートな要素が含まれないよう配慮することが大切です。
人生グラフ(モチベーショングラフ)は、参加者が自身の人生の山や谷をグラフ化し、転機となった出来事や感じたことを共有する懇親会企画です。これまでの歩みを知ることで、相互理解が深まり、信頼関係を築くきっかけとなることが期待できます。
プライベートな情報を共有することで共感が生まれやすく対話が促されることが期待できますが、個人的な内容に触れることもあるため、無理に発表を促さないよう配慮しましょう。
ここまで懇親会の面白い企画アイデアとして、大人数・少人数・初対面でも楽しめる内容や、体を動かす企画を紹介しました。本記事を参考に参加者の年齢層や場の雰囲気に合わせて、ぜひ面白い企画を実施してください。
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