更新日:2025年9月30日
忘年会を盛り上げるためには、余興の役割が重要です。忘年会は年末にメンバーが一堂に会するイベントだからこそ、笑って楽しめる企画で一体感を生み出しましょう。
本記事では、社内の雰囲気や人数に合わせて選べる余興をカテゴリー別に28選紹介します。
忘年会は、1年間の労をねぎらい、社員同士の親睦を深める大切なイベントです。そのなかでも余興は会場の雰囲気を和ませ、一体感を生む重要な要素です。
ゲームやパフォーマンスを取り入れることで、参加者の満足度が上がるでしょう。また、笑いや驚きのある余興で、社内の距離感をグッと縮める効果もあります。
準備の手間や時間も考慮して、無理なく実施できる内容を選ぶことが成功のカギです。
定番の忘年会の余興を紹介します。
ゲーム系の余興は、社内メンバー同士のコミュニケーション活性化も促せます。一人ひとりがゲームに没入して参加者になることで、温まった空気で忘年会を楽しめるでしょう。
ビンゴ大会は、余興として定番のゲームです。ルールも簡単で、年齢や役職を問わず盛り上がれます。
景品があると、より参加意欲も高まるでしょう。
1.参加者全員にビンゴカードを配る
2.司会がランダムに数字を読み上げていく
3.縦・横・斜めのいずれかでビンゴが揃った人が勝利
4.景品は複数用意して、早くビンゴした人から選ぶ
社内ネタ○×クイズは、社内や時事ネタを使った○×クイズを開催します。
簡単なルールのため、年齢や性別を問わず誰でも参加できるでしょう。参加者が共通の話題で盛り上がり、社員同士の交流が促進されます。
1.社内の出来事や雑学をテーマに、事前に10問程度の○×クイズを用意する
2.参加者は○か×のカードを出す、または「○のゾーン」と「×のゾーン」へ移動することで意思表示する
3.間違えた人は脱落し、正解し続けて最後まで残った人に景品を贈呈する
ジェスチャーゲームは、言葉を使わずに他の参加者にお題を伝えるゲームです。シンプルながら盛り上がれる定番の余興ゲームで、全員で身体を動かすことで一体感も得られます。
場合によってタイムリミット制にすると、スピード感が出てより盛り上がるでしょう。
1.出題者にだけお題を見せる(例:「犬」「サッカー」「電話」など)
2.出題者は身振り手振りだけで表現して、他の参加者にお題を伝える
3.チームや全体で、正解が出るまで続ける
イントロクイズは、懐かしの名曲や最近のヒット曲を使ったイントロクイズを行います。音楽好きはもちろん、懐メロなどが共通の話題となり盛り上がれるゲームです。
曲のテーマを「昭和」「平成」「J-POP」などに分けるのもおすすめです。
1.スピーカーやスマホで曲のイントロ部分のみ再生する
2.チームや個人で早押し形式で回答して、正解の得点を競い合う
利き〇〇ゲームは、味や香りでお題を当てるゲームです。
利き酒や利きコーヒーなど、幅広いジャンルで楽しめるでしょう。
1.目隠しをして、食べ物や飲み物を試食・試飲してもらう
2.用意するのは、「3種の缶コーヒー」といった見分けにくいものを選ぶ
3.選択肢を提示し、どれがどの商品かを当ててもらう
NGワードゲームは、自然な会話のなかで、相手にNGワードを言わせたら勝ちのゲームです。
相手の様子を伺いながら会話を進め、駆け引きで笑いが生まれる余興です。
1.参加者それぞれに、NGワードを配布する
2.通常の会話をしながら相手に、自分のNGワードを言わせるよう誘導する
3.NGワードを言ってしまった人は脱落
4.NGワードを言わずに、最後まで残った人が勝利
王様ゲームは、参加者のうち1人が「王様」となり、他の番号付きの参加者に指示を出す遊びです。
どんな命令がされるか、ドキドキ感を楽しめるでしょう。過激なお題(命令)は避け、参加しやすい内容にするよう留意しましょう。
1.全員に番号を割り振る
2.くじ等で王様を決定し、お題を発表する(例:「2番が3番にあだ名で話す」など)
3.指定された番号の人は命令に従う
じゃんけん大会は、準備がほとんど不要で、ちょっとした時間調整にも使える便利なゲームです。運の要素が強いため、誰にでも勝利のチャンスがあり、参加者が平等に楽しめます。
1.全員で一斉にじゃんけんをする
2.勝った人のみ残っていき、最後の1人が勝者
3.勝った人には優勝インタビューを行う
連想ゲームは、与えられたお題から連想されるキーワードを答えていくゲームです。
会話力と発想力が試され、頭の回転の早さが求められます。
1.司会者がテーマを発表する(例:「夏といえば?」「会社と言えば?」)
2.順番に1人ずつ、テーマに関連する言葉を発言する
3.他の人とかぶったり、または時間内に答えられなかったりしたら脱落
社員モノマネ大会は、上司や名物社員のモノマネで笑いを誘う余興です。
普段の観察力とユーモアが試されるでしょう。演じられた本人が判定役になるのも盛り上がるため、おすすめです。
1.出場者ごとに対象社員を決める
2.お題となった社員の身振りや話し方を再現して披露する
3.会場の拍手で採点する
写真で一言ボケ大会は、写真を見て即興で一言ボケを披露するお笑い系の余興です。センスとユーモアが試されますが、回答を通じてそれぞれの個性を知れるでしょう。余興を兼ねた交流に最適です。
1.社内やフリー素材などの面白い写真を用意する
2.各チームまたは個人に「一言コメント」を考えてもらう
3.大喜利の発表は、該当の写真をスクリーンに表示しながら行う
4.一番ウケたボケを観客投票で決定する
オリジナル大喜利大会は、お題に対してユニークな回答を披露する大喜利形式の余興です。
即興の発想やトーク力が試されて、難易度はやや高いものの、笑いが起こり、場が和む余興となるでしょう。
1.「こんな新人はイヤだ」「上司が突然〇〇し始めた」などのお題を用意する
2.各チームまたは有志で回答を考える
3.1人ずつマイクで披露する
4.審査員や拍手でウケ度を判定する
ロシアンルーレットは、数人で同じ見た目の食べ物を一斉に食べ、誰が「激辛」や「変わり種」を引くかを楽しむスリル系ゲームです。
予想外のリアクションに笑いが起き、会場が一気に盛り上がるでしょう。シンプルながら盛り上がりやすい余興ネタです。
1.唐辛子入りのたこ焼きやわさび入り寿司などを1つだけ用意する
2.人数分並べ、全員で一斉に食べる
3.リアクションを見て誰が当たりかを予想する
あと出しじゃんけんは、司会者が出す手に対して、「勝ってください」「負けてください」という指示に対して即座に判断する反射神経ゲームです。
テンポよく進行でき、大人数でも短時間で盛り上がれます。リズム感と集中力が試され、参加者同士ワイワイと盛り上がれるでしょう。
1.司会者が「勝って!」または「負けて!」と言いながら手を出す
2.参加者は、瞬時に指示通りの手をあと出しする
3.失敗した人から脱落し、最後に残った1人が勝ち
5文字しりとりゲームは、「5文字」の言葉のみでしりとりをつないでいくゲームです。
制限があることで難易度と面白さが増し、語彙力や発想力が試されます。
1.「たまごやき」「ランドセル」など5文字限定でしりとりしていく
2.1人ずつ順番に答える(3秒以内など制限時間あり)
3.5文字以外やNGワード、答えられない場合は脱落
ノーカタカナゲームは、与えられたカタカナ語をカタカナを使わずに説明し、お題を他の人に当ててもらうゲームです。
言い換え力やボキャブラリーが試され、思わぬ表現に笑いが起きることもあります。シンプルなルールで年齢を問わず楽しめるでしょう。
1.カタカナを一切使わずにお題(例:「アイスクリーム」「スマートフォン」)を説明する
2.他の参加者がお題を当てたらクリア
ゲームの様子をこちらの動画で紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tsswzMLTCaI
写真コンテストは、あらかじめ撮影しておいたユニークな写真を披露し、テーマに沿って会場の投票で競う企画です。笑い系・芸術系・チーム写真など、部門を分けるとより楽しめるでしょう。
写真を集めるのに準備が必要ですが、それも含めて思い出になる余興です。
1.「面白い顔」「チームワーク」「美しさ」など写真のテーマを決める
2.参加者から写真を集めて、投影・掲示する
3.観客の投票や拍手で順位を決定、表彰する
早口言葉バトルは、参加者が順番に早口言葉に挑戦する余興です。
早口言葉を噛まずに言えた人はクリア、失敗した人は脱落とします。早口言葉は短いものから長いものまで用意して難易度を調整すれば、誰でも楽しめる余興になります。個人戦・チーム戦どちらでも実施でき、準備が不要な点も魅力です。
1.事前に早口言葉を複数用意しておく
2.参加者が順番に挑戦し、噛んだ人は脱落
3.最後まで残った人やチームが勝ち
チームでできる忘年会の余興を紹介します。ゲームを通じて交流を深めたい場合におすすめです。
チーム対抗戦にすることで、他部署のメンバーと交流するチャンスにもなるでしょう。パフォーマンス系の余興は、演出をするメンバーにスポットを当てられます。演出する側も練習を通じて親睦を深められます。
チーム対抗早押しクイズでは、正解すればチームにポイントが加算される形式の早押しクイズです。知識だけでなく、回答スピードも求められ、スリル感も楽しめます。
1.各チームに1つずつブザーを配置したり、挙手担当を決めたりする
2.司会が問題を読み上げ、早押しで回答する
3.正解数に応じてチーム得点を加算する
4.最終得点で勝敗を決定し、勝利したチームには賞品を贈呈する
新聞紙ファッションショーは、チームごとに新聞紙だけで衣装を作るユニークな余興です。工作での交流や、互いに作品を見せ合う発表タイムで盛り上がるでしょう。
発表タイムはモデル役を決めて、ランウェイ風に披露するのもおすすめです。
1.チームに新聞紙・テープ・ハサミなどを配布する
2.制限時間内に、配布された材料を使ってテーマに沿った衣装を制作する
3.時間が終了したら、チームごとに衣装を発表する
4.司会や参加者で採点して優勝チームを決定
借り物競走は、会場内でお題に合う物や人を探してくるゲームです。会場が小規模であっても、動きがあるため盛り上がれるでしょう。
1.司会が「赤いもの」「メガネの人」などのお題を出す
2.各チーム1人ずつ、お題に該当するものを探して戻る
3.ゴール順にポイントを加算する
4.難易度の調整や変則ルールで飽きずに楽しめる
テーブル対抗謎解きゲームは、頭を使って協力しながら問題を解く余興です。謎解きを通じて交流を促しながら集中して楽しめるでしょう。
1.問題シートをテーブルごとに配布する
2.制限時間内にチームで相談して、謎を解き解答する
3.全問正解の早さや正答数で順位を決定
社内ランキング当てクイズは、事前にアンケートをとって集計した「○○ランキング」をクイズ形式で出題します。
同僚や上司後輩の意外性を知る機会にもなり、盛り上がれるでしょう。
1.「一番早く出社する人」「一番おしゃれな人」などを事前アンケートで収集する
2.クイズ形式で1位~3位などを当ててもらう
3.回答はチームごとに相談し提出する
4.より多くのポイントを得たチームが勝ち
社内流・紅白歌合戦は、部署対抗やプロジェクトチーム対抗など、社内独自の対決スタイルで行う歌合戦です。
歌を聞く側でも、応援で盛り上がれるため、手持ち無沙汰にならずに楽しめるでしょう。
1.参加チームを紅組と白組に分ける
2.グループで歌唱を披露する
3.会場の拍手で勝敗を決定する
社内自己紹介は、社員の趣味や特技を披露する発表会形式の余興です。静かな場でもじっくり楽しめ、お互いの知らない一面を知れる余興になります。
1.チームとなり、互いの「趣味」「作品」「特技」などを紹介する
2.チームそれぞれ話した後、代表者が内容を発表する
ダンスパフォーマンスは、流行曲やTikTokダンスを取り入れた余興です。事前の練習が必要になりますが、練習も含め参加者の交流になるでしょう。見る側も踊る側も楽しめる余興です。
1.チームで振り付けを練習する
2.順番にダンスを発表する
3.会場の拍手で採点し、優勝チームを決める
一年を締めくくるにふさわしい、記念に残るような余興を紹介します。
スライドショー上映は、1年間の社内の様子をまとめた写真スライドを投影する余興です。一年を振り返ることができ、笑いと感動を呼ぶ演出となるでしょう。
忘年会の締めとして上映するのもおすすめです。
1.社内イベントや日常のスナップ写真を集めたスライドショーを投影する
2.投影後はフリートーク時間を設ければ、一年間の話題で交流を深められる
忘年会の集合写真や撮影タイムをとります。参加者全体はもちろん、部署ごとやプロジェクトごとなどで撮るのも交流につながりおすすめです。
1.まず参加者全体から始め、チームごとに分かれて撮影する
2.写真は社内掲示板や社報、SNSに掲載して共有する
IKUSA ARENAは、懇親会や会議、イベントなど、幅広い用途で利用できるイベントスペースです。
東京都練馬区にあり、新宿駅や池袋駅など、東京のターミナル駅からのアクセスも抜群です。音響や映像、照明設備なども完備されているため、スライド上映など希望の演出も叶えられます。
部屋の種類も大小さまざまあり、最大700名収容可能のため、大人数での忘年会にも対応できます。
忘年会の会場をお探しの方は、ぜひIKUSA ARENAをご検討ください。
忘年会の余興は、参加者の年齢層や社風に合わせて選ぶことが大切です。みんなが主役になれる内容であれば、盛り上げ役だけに頼ることなく全員楽しめるでしょう。
無理のない準備と進行を意識し、参加者の満足度を最優先に考えること、忘年会を成功に導くカギです。余興を通じて、会を盛り上げ、「来年もがんばろう」と思える忘年会にしましょう。