IKUSA あそび総合カンパニー

EVENT PRODUCE

参加型イベントの企画例30選

  • お役立ち情報
  • フェスイベント
  • ファミリーイベント

更新日:2025年10月15日

参加型イベントとは、企業が社外に向けて開催する催しで、体験や交流を通じてブランド理解やファン化につなげることを目的に開催されるイベントです。

本記事では、参加型イベントの企画例を子ども向け・鑑賞系・体験系などに分類し、計30選紹介します。

【子ども向け】参加型イベントの企画例11選

ここからは、子ども向けの参加型イベントの企画例11選をご紹介します。

美容師になりきってシャンプー体験をしよう

カキモトアームズが実施した「美容師になりきってシャンプー体験をしよう」は、実際のシャンプー台を使い美容師体験できる企画です。子ども向けワークショップにすることでブランドの信頼性や子育て世代からの親近感を高める効果が期待できるイベントでした。

また、職業体験を通じて子どもの達成感や興味を育みながら、思い出づくりの場にもなったともいえるでしょう。

参考:カキモトアームズ|美容師になりきってシャンプー体験をしよう

ミュージック&モビリティ クラフトフェス!

ヤマハミュージックと横浜みなとみらいが開催した「ミュージック&モビリティ クラフトフェス!」では、ファミリー向けに「ものづくりに触れて遊ぶ」をテーマに掲げ、楽器やバイクの工作体験やピアノの調律体験などを実施しました。

ものづくり体験を通じて子ども自身の手で作品を完成させたり、やり遂げたりする経験をしてもらうことで、自分が主体的に成し遂げたという実感を得てもらう機会を提供し、ブランドへの親近感や家族の来場動機を高める効果が期待されます。

参考:ミュージック&モビリティ クラフトフェス!

謎解きクイズラリー「140年前への手紙」

ガスの科学館「がすてなーに」で開催された謎解きクイズラリー「140年前への手紙」は、館内を巡って謎を解き、東京ガス創設者の渋沢栄一への手紙を完成させる企画です。歴史やエネルギーを楽しく学びながらも謎解きの要素が子どもの探究心をくすぐる内容といえます。

また、歴史的背景やエネルギーの仕組みを説明されるだけでなく、子ども自身が考えたり、答えを導き出したりすることを促して理解を深めてもらいながら、施設や企業への親近感構築につながったと考えられるでしょう。

参考:謎解きクイズラリー「140年前への手紙」

MY FAMILY FESTA

マイナビ博覧会が主催した「MY FAMILY FESTA」では、人気キャラクターのパフォーマンスやバルーンアート、キーホルダーやバッグ作りのワークショップ、サーカス体験、乳児によるハイハイレースなど多彩な企画を展開しました。

子どもが参加する企画を自ら選択できる機会や、工作や体験を進めるなかで工夫を重ねる試行錯誤の過程を通じて好奇心や創造力を育める場を提供することで、企業への信頼感を醸成する機会になったのではないでしょうか。

参考:MY FAMILY FESTA

あなただけのバイクを作ろう!

ガスの科学館「がすてなーに」で開催された「あなただけのバイクを作ろう!」は、廃プラスチック製のパーツに自由に色を塗り、オリジナルバイクを作る子ども向けワークショップです。楽しみながらリサイクルや環境意識を学ぶことができ、創造力や達成感を育む体験の場を提供したといえるでしょう。

参考:『Yamaha E-Ride Base特別コーナー』あなただけのバイクを作ろう!/電動車いす体験

京成きっずアカデミー2025

「京成きっずアカデミー2025」は、京成電鉄グループが小学生向けに開催する職業体験プログラムで、鉄道のホーム放送や窓口対応、バスやタクシーの点検や洗車、ホテルでの調理体験、百貨店でのお客様対応などを体験できます。

身近な事業の理解を深めてもらうことが期待できるほか、子どもが社会性を育んだり、地域交流活動として家族や企業への親近感を高めたりする効果にもつながり得るでしょう。

参考:京成きっずアカデミー2025

こどもと楽しむ森の恵み2025

インテリアショップを展開する飛騨産業が開催した「こどもと楽しむ森の恵み2025」では、家具づくりを学ぶ工場見学や木のうちわスタンプラリー、端材袋詰めプレゼントなどを行いました。

木やものづくりに触れることで自然素材や森林資源、職人仕事、環境関心を育み、大人もともに体験することで、家族単位で学びと楽しみを共有できたのではないでしょうか。ブランド理解と親近感を高める効果が期待されます。

参考:PR TIMES|こどもと楽しむ森の恵み2025

キッズエンジニア2025

「キッズエンジニア2025」は、自動車を中心に科学技術やものづくりへの関心を育む体験型学習イベントで、自動走行ロボットを走らせたり、擬人化したドローンの性格を考えプログラミングで反応を試したりする体験を実施しました。

遊びながら科学的思考や創造力を培う場を提供し、未来の技術やものづくりへの興味を深めるきっかけになり得ると考えられます。

参考: キッズエンジニア2025

家族で学ぼう!サマースクール

コカ・コーラ ボトラーズジャパンが夏休み期間中の工場見学特別企画として開催している「家族で学ぼう!サマースクール」では、トラックで工場や倉庫を巡り「コカ・コーラ」の歴史や製造工程、環境への取り組みを学びながら、2つのチームでスゴロク形式のゴールを目指します

保護者同伴で参加することで、心理的安全性を確保し、子どもが課題に取り組みやすくなるため探究心が育まれたり、親子で意見を交換することで協調性やコミュニケーション力の向上につながったりすることが期待できるでしょう。安心感のあるイベントはブランドへの親近感も高まりやすいと考えられます。

参考: 家族で学ぼう!サマースクール

お菓子の工場で自由研究2025

江崎グリコが運営する工場見学施設で開催される「お菓子の工場で自由研究2025」では、お菓子の製造工程を学び、ビスコのおいしさの秘密や栄養の理由を探る夏休み特別ツアーを行っています。

製造の裏側を知る非日常性が子どもの知的好奇心を刺激し、機械の動きや音・原料の匂いなど実感を伴う学びが探究心や発見の喜びを育むことが期待できます。学びと遊びを結び付け、体験価値を高めることで企業理解を深めるとともにブランド親近感を高めると考えられます。

参考:PR TIMES|お菓子の工場で自由研究2025

自由研究EXPO2025

学研キッズネットと夏休み自由研究プロジェクトが主催した「自由研究EXPO2025」では、100円ショップSeriaの商品を活用した工作ワークショップや、みずほフィナンシャルグループによるお金の使い方を学ぶクイズなど多彩なプログラムを展開しました。

知識のインプットに終わらせず、子どもが自ら考え、手を動かして試したり結果を踏まえて理解を深めたりする過程が、楽しみながら創造力や問題解決力を育むことが期待できます。

参考:自由研究EXPO2025

【鑑賞系】参加型イベントの企画例5選

ここからは、鑑賞系の参加型イベントの企画例5選をご紹介します。

ANA Blue Hangar Tour

ANAグループの整備部門施設で行われる「ANA Blue Hangar Tour」では、格納庫を見学して大型航空機を間近で鑑賞できるほか、整備作業の模擬体験や整備士の仕事を学べます。普段入れない場で航空機や整備の様子を間近で体感する非日常性の高い体験によって航空業界への関心を高め、子どもから大人まで学びと感動を得られる機会となるでしょう。

特別感のある体験によってブランドへの信頼と親近感を高めることが期待できます。

参考: ANA Blue Hangar Tour

サマーナイトミュージアム2025

「サマーナイトミュージアム2025」は、都立の文化施設5館で開館時間を延長し、17時以降の来館で対象展覧会の観覧料が無料や、ミニコンサートなども実施されました。夜の美術館や博物館を体験する非日常性が来館者の興味を高め、アートや文化を身近に感じる機会を提供します。

多様な世代の来場を促し、文化施設の魅力を再発見してもらうとともに、地域文化の発信とブランド価値向上につながったと考えられるでしょう。

参考:東京都現代美術館|サマーナイトミュージアム2025

コネクテッド・インク2024

ワコムが開催する「コネクテッド・インク2024」では、Z会による「手書き×デジタル」学習サービスの紹介トークや、PILOT・Lenovoなどの展示、デジタルアートバトルLIMITSが行う体験企画など多彩なプログラムを展開しました。

参加者は学びと創造表現を実際に体感し、企業の先進的な取り組みへの理解を深めてもらえる機会になったのではないでしょうか。

参考: コネクテッド・インク2024

六本木天文クラブ

東京シティビューの参加型イベントである「六本木天文クラブ」は、その時期に見ることができる星空の見どころや楽しみ方を紹介するオンライン星空トークや、観月会を実施しています。参加者は専門家の解説を聞きながら実際に空を見上げ、天体への理解を深めることができます。

鑑賞体験を通じて学びと感動を共有でき、科学や自然への興味を育む効果が期待されるイベントです。

参考:東京シティビュー|六本木天文クラブ

Let’s Go!!埼玉アニメ聖地88を巡る12作品御朱印スタンプラリー

埼玉県内で開催された「Let’s Go!!埼玉アニメ聖地88を巡る12作品御朱印スタンプラリー」は、アニメ聖地として選定された13か所のスポットを巡りスタンプを集める企画です。

作品にゆかりがある地を訪ね歩き、作品世界と接続する体験で作品や土地への愛着を深めるなど、観光促進と地域文化への理解を深める機会になるでしょう。アニメファンの交流や地域への親近感を高めることにつながったと考えられます。

参考:アニメ聖地として選定された県内13か所のスポットを巡るスタンプラリー

【体験系】参加型イベントの企画例5選

ここからは、体験系の参加型イベントの企画例5選をご紹介します。

ハンドメイドジャパンフェス

Creemaが主催する日本最大級のものづくりイベント「ハンドメイドジャパンフェス」では、全国から集まったクリエイターによるマーケットや多彩なワークショップ、ライブステージが展開されました。来場者は作品を購入するだけでなく、ものづくり体験を通じて創作の楽しさを味わえる機会となったでしょう。

ネットショッピングが主流ななかで作り手との交流が生まれるきっかけを提供し、ものづくりへの理解や関心を深めることで、ブランドや作品への親近感を高める効果につながったと考えられます。

参考:ハンドメイドジャパンフェス

もしもFES渋谷2025

「もしもFES渋谷2025」は、渋谷未来デザイン・渋谷区観光協会・こくみん共済coopが渋谷区共催で実施した防災・減災啓発イベントです。瓦礫からの避難を想定したサバイバルエリアや、避難所や自宅が使えない場合を想定したアウトドアエリアなど、リアルな状況を体験できる多彩なプログラムを展開しました。

渋谷区民や来街者が主体的に参加し、避難や生活のシミュレーションを体験することで「もしも」を自分ごとに考えるきっかけを提供し、備える力が養われることで防災意識を高める効果が期待されました。

参考:もしも渋谷FES2025

第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025

防災・防犯やDIYに焦点を当てた「第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」では、防災商品の展示や避難用隔壁板の壁破り体験、DIY道具の使い方や材料の選び方、クッションフロアの貼り方や壁・床補修など多彩な体験プログラムを実施しました。

参加者は実践を通じて防災意識を高めるとともにDIYの楽しさや技術を身近に学ぶことができ、買い物だけでは得られない知識や情報を得られる場として来訪動機が生まれ、日常での活用や購買意欲につながる効果が期待されたのではないでしょうか。

参考:第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025

住まい・建築・不動産の総合展[BREX]2025

住まいや建築、不動産分野を横断する総合イベント「住まい・建築・不動産の総合展[BREX]2025」は、参加型展示をテーマに実施し、実際に家を建築するライブ施工や防災相談ブースなどを展開しました。来場者は臨場感ある体験を通じて住まいや防災への理解を深め、専門知識の習得や業界関係者との接点づくりにもつながったのではないでしょうか。

参考:住まい・建築・不動産の総合展[BREX]2025

INSPIRE TOKYO 2025 BEST MUSIC & MARKET supported by Expedia

J-WAVEがプロデュースしたカルチャーフェス「INSPIRE TOKYO 2025 BEST MUSIC & MARKET supported by Expedia」では、Expediaが旅気分を味わえるラウンジ「Expedia LOUNGE」を展開したほか、トヨタモビリティ東京は番組と連動したエコバッグやステッカーを縁日で配布しました。

音楽やマーケットに加え、企業ブースでの体験を通じて来場者がブランドに親しみを感じやすく、楽しみながら認知拡大や購買意欲向上へつながる効果が期待されたのではないでしょうか。

参考:INSPIRE TOKYO 2025 BEST MUSIC & MARKET supported by Expedia

【展示系】参加型イベントの企画例4選

ここからは、展示系の参加型イベントの企画例4選をご紹介します。

ワコム夏祭り2025

「ワコム夏祭り2025」は、ワコムのペンタブレットを使ったお絵かき伝言ゲーム「DRAW&GUESS」と、お絵かきノベルゲーム「愛よさらば」の展示体験を実施しました。制作と鑑賞を行き来できる構成で、作品展示とガイダンスも用意することで、来場者の製品理解と創作意欲を高めることにつながったといえるのではないでしょうか。

参考:ワコム夏祭り2025

東京2025世界陸上 meets ASICS

アシックスが実施する『東京2025世界陸上 meets ASICS』は、展示でアスリートの世界観を学ぶことができたり、実践エリアでは約10mを走って動きを体感し、写真に残せたりするイベントです。競技に焦点を当てた内容で理解と関心を高めることで、ブランドへの親近感や購買意欲につながったと考えられます。

参考:東京2025世界陸上 meets ASICS|Feel like an Athlete

キャンピングカーショー

日本RV協会(JRVA)が主催する「キャンピングカーショー」は、多彩なキャンピングカーモデルを一度に見比べられる展示会です。イベント限定サービスやキャンペーン、台数限定の特別車両も用意され、来場者は実際に車両を体感しながらライフスタイルに合った選択ができます。

購入前に理解を深めてもらう機会を提供し、アウトドアや旅への関心を高めるとともに、ブランドや業界への信頼を醸成する機会になったと考えられるでしょう。

参考:キャンピングカーショー

CEATEC TOWARD SOCIETY 5.0 2024

「CEATEC TOWARD SOCIETY 5.0 2024」は、AIが導入された未来を見据え、テクノロジー、電子部品、デバイス、ソリューション、サービス全般に触れられるエリアを展開しました。来場者に最新技術体験を提供することでAI社会への理解を深めてもらう機会になったのではないでしょうか。

参考:CEATEC TOWARD SOCIETY 5.0 2024

【コンテスト系】参加型イベントの企画例5選

ここからは、コンテスト系の参加型イベントの企画例5選をご紹介します。

RECRUIT BUSINESS PITCH 2024

リクルートが主催する「RECRUIT BUSINESS PITCH 2024」では、社員から新規事業や業界変革につながる企画を募り、社員の事業構想力やプレゼン力を磨く機会や、参加者に企業視点のフィードバックを行うことで主体的な学びの機会を提供します。

社員の挑戦する意欲を喚起し、次世代の人材育成と企業ブランド価値の向上に寄与したと考えられます。

参考:RECRUIT BUSINESS PITCH 2024

PEP学生政策起業コンテスト2024

全国の高校生から大学2年生まで対象の「PEP学生政策起業コンテスト2024」は、政策起業プロジェクトに取り組む学生を発掘・育成・支援することを目的として開催されました。

アイデアを磨き上げたり、社会課題解決に向けて提案したりする機会を提供することで、政策や起業への理解を深められたのではないでしょうか。また主体的な挑戦を促し、次世代リーダーの育成に寄与したともいえます。

参考:PEP学生政策起業コンテスト2024

第19回クボタフォトコンテスト

株式会社クボタが主催した「第19回クボタフォトコンテスト」は、翌年度のクボタカレンダーに使用する写真を募集するフォトコンテストで、作品を通じてテーマを表現してもらい、社会に発信する機会を提供しました。

選ばれた作品はカレンダーを通じて広く紹介されるため、応募者の創造性や感性が評価される機会にもなり得るだけでなく、企業のブランド価値向上や社会とのつながりを深める効果もあったといえるでしょう。

参考:第19回クボタフォトコンテスト

東京ビジネスデザインアワード

「東京ビジネスデザインアワード」は、企業とデザイナーのマッチングを目指す事業提案コンテストで、ものづくり中小企業の優れた技術や素材にデザイナーの発想を掛け合わせ、新たなビジネスやデザインを創出することを目的として開催されています。

デザイナーは提案を形にでき、企業は新しい視点を得られる機会になるのではないでしょうか。また、産業活性化やブランド力向上に寄与することも期待されました。

参考:東京ビジネスデザインアワード

シャチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション

「シャチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」は、シヤチハタ株式会社が特別協賛し、商品化前提の新しいプロダクトデザインを募集するコンテストです。創造力や提案力を形にする場を作ることでデザイナーの成長や発信の機会を提供するだけでなく、企業にとっても革新的なアイデアを取り入れることでブランド価値を高める効果が期待できる企画でしょう。

参考:シャチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション

まとめ

ここまで、参加型イベントの企画例を子ども向け・鑑賞系などに分類して計30選紹介しました。参加型イベントを成功させるには、目的と対象を明確にして、体験を通じた学びや楽しさを設計することで、参加者の満足度と企業への理解を高めることが重要です。

ぜひ本記事を、面白い参加型イベントの企画に活用してください。

 

この記事を書いた人
アバター画像
イベントプロデュース編集部

年間1,000件以上のイベント支援実績を持つ株式会社IKUSAが運営する「イベントプロデュース編集部」は、企業・団体のためのイベント成功をサポートする専門メディアです。社内イベント、懇親会、表彰式、周年イベントなど、あらゆるシーンに対応できる企画アイデアや運営ノウハウ、最新のトレンド情報を発信中。幹事初心者にもベテランにも役立つ、現場視点の記事を多数掲載しています。

お役立ち情報フェスイベントファミリーイベント
閉じる
ページトップへ