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運動会の面白い種目アイデア30選

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更新日:2025年7月30日

運動会とは、チーム対抗で競技を楽しむイベントで、近年はチームワークや一体感の醸成を目的としたイベントとしても活用されています。

本記事は、運動会の面白い種目アイデアを、テーマ性がある・学びがある・頭を使うなどの視点から30選紹介します

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テーマ性のある運動会の面白い種目アイデア7選

以下では、テーマ性のある運動会の面白い種目アイデアを7選紹介します。

大俵転がし

大俵転がしは、米俵に見立てたオブジェを転がしながらリレーする種目です。どこに転がるか分からない大俵の操作や、チームメンバーの編成が重要になります。たとえば、パワーのある人・持久力のある人がバラけるようにチームを組むと良いでしょう。

実施の際は、安全面に配慮し転倒や接触事故を避ける設計が必要です。

参勤交代リレー

参勤交代リレーは参勤交代をモチーフにした競技で、バトンの代わりに陣羽織を羽織って、リレーをつなぎます。通常バトンパスするためのテークオーバーゾンに当たる関所で陣羽織を脱ぎ、次の走者が着るまでを行う必要があるため、陣羽織の素早い受け渡しが肝になるでしょう。

衣装による転倒に注意が必要なため、安全への配慮が求められます。

五右衛門大縄跳び

五右衛門大縄跳びは、天下の大泥棒である石川五右衛門をモチーフにした大縄跳びです。通常の大縄跳びの要領で1回飛び、縄を抜けたら地面に落ちている小判を拾って自分のチームの台に重ねていきます。最終的にもっとも多くの小判を手に入れたチームの勝利です。

飛ぶのに失敗した場合は小判を拾うことはできず、最後尾に戻ります。また、忍者や盗賊風の衣装を取り入れることも可能ですが、跳びにくい衣装には十分注意し、怪我を防ぐ設計が必要です。

陣取り綱引き

陣取り綱引きは、陣地を取り合う綱引きです。参加チームは中央に置かれた縄を間に横並びで向かい合い、平行になって縄を引き合う形で勝敗を競います。シンプルながらチームの団結力と戦略が問われる点も魅力です。

実施の際は、引っ張り合いによる転倒や怪我を防ぐため、事前のルール説明と安全管理はしっかり行いま小。

手裏剣バトル

手裏剣バトルは、ドッヂボールの派生形の種目で、相手チームに向かってスポンジ製の手裏剣を投げる競技です。種目名がキャッチーなことで特に子どもや外国の参加者の関心を引きやすいことを期待でき、衣装やBGMの工夫でテーマ性の高さをより味わえるでしょう。

また、対戦は2チームから4チームが可能なため、大人数でも楽しめます。

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ほうきレース

ほうきレースは、股にほうきを挟んで行うリレー種目です。ハロウィンの時期の開催や魔法学校の世界観を取り入れることで、見た目のインパクトも大きく、写真映えする競技としておすすめです。

衣装やBGMと組み合わせて盛り上げることも可能ですが、転倒のリスクがあるため、柔らかい安全な地面での実施や、走行距離を短めに設定し早歩きで十分な距離にすることでスピード制限をかけるなどの工夫が必要です。

財宝運び

財宝運びは、海賊や冒険者になりきって、重い財宝の箱をチームで協力してゴールまで運ぶ種目です。トレジャーハントのようなテーマ性を生かしたストーリーを設定したり、衣装を取り入れたりすることで雰囲気づくりが可能になります。

箱の重さや形状は年齢層や体格に応じて調整し、無理のない範囲で安全に運搬できるよう配慮が必要です。

学びがある運動会の面白い種目アイデア5選

以下では、学びがある運動会の面白い種目を5選紹介します。

防災障害物リレー

防災障害物リレーは、災害発生時の対応を取り入れた競技です。たとえば「水消化器を使用しての消化活動」「新聞でスリッパを作成し凸凹道を歩く」のほかに、障害物を避けたり困っている人を助けたりすることでクリアしていき、早くゴールできたチームが勝利します。

テーマ性が明確で、防災教育の一環として、災害時に必要な知識と行動を効果的に学べるでしょう。実施の際は、実施場所の広さなどには十分に配慮して企画しましょう。

防災借り物競走

防災借り物競走は、災害発生直後に身の回りの人を助けることに特化した知識を学べる競技で、支援物品がまだ届いてない状況で身の回りにあるものを使って周りの人を助ける対応を学びながら体験できます。ルールとしては、災害発生直後の「ある状況」をお題として提示され、走者は状況を踏まえて処置を行うというものです。

お題を聞き、抑えるべきポイントの判断を行ったり、処置を施しながら身の回りにあるもので何ができるかを考えたり判断力と発想力が重要になります。お題を分かりやすく端的に説明することが必要で、走者はゴール後に行った処置を発表する時間を設けることで、学びの定着も期待できるでしょう。

避難所ジェスチャーゲーム

避難所ジェスチャーゲームは、避難生活で起こりうる場面をジェスチャーで表現し、チームメンバーが何を求めているかを当てる競技です。避難所ゾーンと支援物資ゾーンに分け、支援物資ゾーンにいる人は避難所ゾーンの人のジェスチャーで求めているものを判断し、支援物資を届けます。

求めているものを汲み取ることと理解してもらえるように表現することを意識することで、実際の場で役立てられるコミュニケーション力を養えることも期待できます。表現が難しい場合もあるため、事前にお題を調整し、誤解が生じないよう注意が必要です。

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歴史すごろく

歴史すごろくは、すごろく形式のコースを進みながら、各マスで出題される歴史上の人物のクイズや出来事にちなんだクイズに答える知的要素のある種目です。クイズに正解すれば次に進めるため、歴史知識が勝敗を左右する頭脳戦を楽しめます。

ゲームの一環で日本や世界の歴史に触れられるため、子どもから大人まで幅広くおすすめですが、年齢に合わせて問題の難易度や表現には配慮し、全員が理解しやすく参加しやすい内容にしましょう。

リサイクル分別リレー

リサイクル分別リレーは、チームで走りながら、各区間に用意されたゴミ(お菓子の箱、ティッシュの箱、裁断済みの紙など)を正しく分別することで次の走者にバトンタッチできるという学び要素を含んだ種目です。楽しく身体を動かしながら、リサイクルの基礎知識や環境問題を意識できる点が魅力です。

子どもから大人まで楽しめ、SDGsへの理解促進にもつながることが期待できます。分別ルールは地域によって異なるため、開催地の分別ルールに統一するなど開催前に明確な基準を周知しておくことが重要です。

ニュースポーツを取り入れた運動会の面白い種目アイデア7選

ここからは、ニュースポーツを取り入れた運動会の面白い種目を7選紹介します。

バブルサッカー

バブルサッカーは、巨大な透明バブルボールに上半身をすっぽり包んでサッカーを行う競技です。スポーツとエンタメを掛け合わせたニュースポーツらしい種目で、運動が苦手な人でも気軽に参加できます。サッカーと異なり、クッション性のあるバブルが衝撃を吸収するため、安全に盛り上がれるでしょう。

バブルの状態・装着確認や安全対策を行い、柔らかい地面での開催が望ましいです。また熱中症予防のため気温や休憩時間の配慮も忘れずに行いましょう。

キンボールスポーツ

キンボールスポーツは、直径約1.2メートルの巨大なボールを落とさないよう3チームでラリーを行うニュースポーツです。ボールを持っているチームは別のチームの色を叫んでから相手チームにボールを投げ、ボールを落とした場合は、ほかの2チームの得点になります。

ボールは1人で持つのが難しいため、ボールを受ける時や投げる時のチームワークと戦略性が問われるでしょう。年齢や性別を問わず楽しめますが、チームごとの体格差や運動量が広がりすぎないメンバー構成が望ましいです。

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ソフトバレーボール

ソフトバレーボールは、柔らかいボールを使ってプレイするバレーボールです。ボールが軽く柔らかいため、初心者や運動が苦手な人でも安全に臆さず参加できることが期待できます。試合中はすべての参加者がボールに触れる機会があり、性別・年齢・体力・経験などの差によって技術や作戦、戦術を変えることでさまざまな層に楽しんでもらえるでしょう。

試合の中でチームワークや声かけが自然と生まれ、コミュニケーションの活性化にもつながります。実施時は天井の高さや周囲の安全確保に留意しましょう。

タグラグビー

タグラグビーは、身体の接触を避けた安全なラグビーで、相手の腰に付けられたタグ(布)を取ることでタックルの代わりとするニュースポーツです。激しいぶつかり合いがないため、年齢や体力を問わず楽しめ、戦略やチームプレイの面白さを体感できます。

運動会では仲間との連携や駆け引きが盛り上がり、応援にも熱が入る種目です。実施時は広めのスペース確保や、タグの付け外しが簡単にできるよう事前準備が必要です。

フレッシュテニス

フレッシュテニスは、柔らかいボールと短めのラケットを使用し、バドミントンコートで行う手軽なニュースポーツです。初心者でもラリーが続きやすく、年齢や体力差を問わず楽しむことができるうえ、2対2のダブルスのみで行うため、協力し合う要素も加わりチームワークが高まることが期待できます。

実施の際は、ボールの跳ねやすさに配慮して床面の状態を確認し、ラケットやネットの数など備品準備をしっかり整えておくことがポイントです。

タスポニー

タスポニーは、柔らかいボールを手で打ち合う新感覚スポーツです。ラケット不要で、習得もしやすいため、年齢や運動経験に関係なく誰でも気軽に楽しめ無ことが期待でき、反射神経と集中力が試されるため、運動会でも白熱した対戦が期待できます。

テニスコートの4分の1の広さのスペースで実施可能なので、屋内競技にも最適です。実施の際は、台の数やボールの管理に注意し、待ち時間が長くならないよう試合形式が望ましいでしょう。

ティーボール

ティーボールは、ピッチャーのいない野球で、スタンドに置かれたボールを打つのが特徴です。止まったボールを打つため初心者でもプレイしやすく、バットやボールも柔らかいため、子どもから大人まで安全に楽しめます。

参加者の年齢や体力、運動経験に幅がある運動会に取り入れると、誰もが活躍しやすい雰囲気を生み出せることが期待できます。また、チームの人数に応じてスペースを確保し、ウォーミングアップをみんなで行うなど、安全対策を講じることが大切です。

頭を使う要素を取り入れた運動会の面白い種目アイデア6選

以下では、頭を使う要素を取り入れた運動会の面白い種目を紹介します。

チャンバラ合戦

チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀を使って相手の腕についた命を狙う対戦型の種目です。チーム戦でも、全滅するまで戦う形式や大将戦などルール設定も多彩で、体力だけでなく戦略や状況判断力も求められるため、頭を使う要素を楽しめます。

子どもから大人まで参加でき、勝敗が明確で達成感を得やすい点も魅力です。開催にあたっては、参加人数や会場の広さに応じてルールを調整し、接触プレーによる安全面の配慮を徹底しましょう。

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謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームは、参加者自身が主人公となり、会場内に仕掛けられたヒントや暗号をもとに謎を解き、制限時間内の脱出を目指す頭脳系アクティビティです。論理的思考やチームワークが求められるシチュエーションが特長で、チーム構成を工夫すれば普段接点の少ないメンバー同士の交流にも効果的です。

会議室などの狭いスペースでも開催できるのも嬉しいポイントでしょう。実施の際は、専門業者への依頼や準備計画を入念に立てましょう。

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カタカナ禁止借り物競走

カタカナ禁止借り物競走は、通常の借り物競走に「カタカナを使ってはいけない」という縛りを加えた種目です。たとえば「サングラス」は「日よけめがね」、「ボールペン」は「球体書道筆」など、言い換えて伝える必要が生じます。語彙力や発想力が試され、見ている側も笑える展開が期待できるでしょう。

実施の際は、実際にお題を見て探す人に伝える担当とカタカナを使わないで伝えられたお題をもとに探す側を分けるルールづくりや、言い換えが難しい単語の選定に配慮しましょう。

脳トレリレー

脳トレリレーは、各区間に頭を使う課題を設置し、正解しないと次の走者にバトンを渡せないというルールの種目です。たとえば課題の内容は立体パズル、迷路、間違い探し、簡単な計算や言葉遊びなど多彩で、思考力・発想力・頭の柔らかさが問われます

課題の難易度設定に差が出ないよう工夫し、年齢や参加者層に合った設計を心がけましょう。

ジェスチャー伝言リレー

ジェスチャー伝言リレーは、最初の走者が見たお題をジェスチャーで次の走者に伝え、それをリレー形式で繰り返し、最後の人が答えるという種目です。お題を伝える表現力やジェスチャーを理解するための観察力・発想力が問われ、会場が一体となって盛り上がるのが魅力です。

実施の際は、お題の難易度を調整しすぎると伝言が成立しない場合があるため、ピアニストや掃除機など動きが身近で思い至りやすいお題を出題するバランスをとりましょう。

HADO

HADOはAR技術を活用した新感覚のスポーツで、頭にデバイスを装着し、実際の動作と連動してエナジーボールを放つ種目です。体を動かしながら戦略を練る必要があるため、運動と思考の両方を楽しめます。チームワークや判断力も問われ、デジタル世代の社員にも好評です。

実施の際は、安全なプレイエリアを確保した上で、事前の操作説明が不可欠です。導入のインパクトも強く、会場を盛り上げる種目としておすすめです。

親子で一緒に取り組める運動会の面白い種目アイデア5選

以下では、親子で一緒に取り組める運動会の面白い種目を5選紹介します。

そり引きリレー

ソリ引きリレーは、手作りのソリや台車の上に子どもを乗せ、親が引いてコースを走る親子参加型のリレー種目です。体力とバランス感覚が試され、親子の絆を深められるだけでなく、親子の姿を見た観客の応援にも力が入る競技です。

親子で力を合わせる達成感が味わえる種目です。安全面には十分配慮し、スピードの出すぎや転倒防止のためのクッション材、走路の確保が必要です。

くす玉割り

くす玉割りは、親子で協力して大きいくす玉を割る種目です。お菓子や紙吹雪などが仕込まれたくす玉が割れた瞬間の達成感が魅力で、華やかさもあるため写真映えするシーンが残せるでしょう。実施の際は、参加年齢に合わせてくす玉の高さを設定したり、安全面に配慮して落下物の素材に注意したりする必要があります。

親子キャタピラリレー

親子キャタピラリレーは、大きな帯状の布やビニールでできたキャタピラの中に親子で入り、一緒に足踏みや四つん這いで前進してゴールを目指す種目です。速度よりも協力が重視されるため運動が苦手な子でも楽しめ、周囲からの応援も盛り上がることが期待できます。

実施の際は、転倒防止の対策としてキャタピラの素材が滑りにくいかを確認し、安全面に配慮した進行が必要です。

トンネルくぐりリレー

トンネルくぐりリレーは、親が脚を大きく開いて立ち、子どもが親の足の下をくぐり抜けることでバトンをつないでいくリレー形式の種目です。子どもたちにとってはまるで秘密のトンネルを探検しているような楽しさがありつつも、親子の息の合った動きが求められます。

転倒や接触、怪我を防ぐため、親の姿勢が安定していることや、地面に怪我を引き起こすものが落ちていないかなど安全面の確認を徹底しましょう。

洗濯物干し競争

洗濯物干し競争は、親子で協力して衣類を洗濯カゴから取り出し、ロープに干していくリレー形式の種目です。Tシャツはハンガーにかける、ハンカチは2箇所を留めるなどのルールを設けることで、家庭の役割分担を楽しく体験できます。

開催時は安全な高さのロープを使用し、干す衣類は軽くて扱いやすい素材にするなど、年齢に応じた配慮が求められます。

まとめ

ここまで、運動会の面白い種目として、テーマ性のある種目や頭を使う要素のある種目、親子で楽しめる種目を紹介しました。さまざまな種目を取り入れ演出や仕掛けを工夫することで、運動が得意でない人も楽しむことができ、参加者同士の交流や学びにもつながる運動会の開催が可能になるでしょう。本記事を参考に、ぜひ面白い運動会を企画してみてください。

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この記事を書いた人
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イベントプロデュース編集部

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